連休中にやっとけ!絶対おすすめ鬱ゲー3選 FANZAセール作品編

 ついに連休に突入した。いかがおすごしだろうか。筆者は積んだエロゲーの消化に勤しむ毎日だ。

 さて、GWは何かとセールとなる。それはFANZAも同じ。新旧合わせて4000本近くがセール対象となっている。

 今回はその中から鬱ゲーに絞ってオススメ作品を紹介しよう。

 まずはLeafの『雫』だ。もとは1996年にリリースされたものだが、2004年にリニューアルされた。この作品はいわゆる“電波”ものである。しかもかなり振り切っている。

 エロゲーには、『終ノ空』(ケロQ)、『ジサツのための101の方法』(公爵)、そして『さよならを教えて comment te dire adieu』(CRAFTWORK)という三大電波ゲーなるものが存在するが、『雫』はこれらに一歩も引けを取らない。

 授業中に卑猥な言葉を絶叫する生徒、学園の裏で起こる奇怪な事件……エロゲーが乱立した現代ではありきたりなプロットではあるが、リリース当時からすればおどろおどろしい立ち絵にBGMと、学園ホラーのエポックメイキング的な作品であった。

 かなり古い作品ということもあり、正直プレイ時間は短い。集中すれば1日でフルコンプも可能だ。しかしそのゲーム性は高く、選択肢も多い。というのも、コンセプトが『弟切草』のエロゲー版であるからだ。

 選択肢を少しずつ選び、真相に辿りつく。まさにあのスタイルだ。懐古厨な話になってしまったが、いまのエロゲーマーからすれば逆に新鮮かもしれない。ホラーが好きだというユーザーはぜひ古典作品に触れるつもりでプレイしよう。いまなら『痕』との同梱パックまであってお得だ。

 続いて『蔵の中はキケンがいっぱい!?』だ。タイトルとジャケを見る限り、日常系のイチャラブ抜きゲーかなと思うのだが、騙されるなかれ。完全なるタイトル&ジャケ詐欺ゲーだ。

 ブランドからのオフィシャルPVでも完全に本来の内容を隠しており、確信犯的な作品であった。当然、ほのぼのとした内容を期待したユーザーからは大クレームがあがったとか。一時期その詐欺とファンに対する盛大な裏切りで話題となったので、名前は知っているかもしれない。

 どのくらい詐欺なのか、ぜひともプレイして味わってもらいたいのであまり細かな内容に触れておくのはやめておくが、エログロ体性は必須である。登場キャラクター全員をありのままに信じてはいけない。

 こうした盛大な裏切りが許される(?)のがエロゲーの良い点なのだが、時代が変わったいまこれをやったら大炎上となるだろう。

 最後はCYCLETの『蜥蜴の尻尾切り』だ。こちらはとにかく猟奇的である。猟奇的という意味では『蔵の中はキケンがいっぱい!?』も同じだが、今作は徹頭徹尾、猟奇ゲーと言って良い。

 と言うのもタイトルが示す通り、今作は“切断”がテーマである。トカゲは尻尾が切れても再生する。だったら再生する人間もいるのでは? と狂気の検証が始まるというのが、大きな流れだ。基本的に切断シーンばかりなので、エログロ体性に加えてリョナ体性も必須だ。とにかく見ていて痛い。

 これだけだとロープライスっぽさがあるのだが、実際のところシナリオはきちんとしている。なぜ主人公はヒロインたちを切り刻み、なぜ彼女たちはそれを受け入れるのかという点にきちんと向き合っている。トラウマを抱えたヒロインたちの深層心理にじわじわと近づくにつれ、シナリオの面白さと重さにユーザーの精神がやられること間違いない。

 ちなみに続編も出ているので、よければそちらもプレイすることをオススメする。

 さて、3タイトルほど紹介したが、広い意味での鬱ゲーと考えてもらえれば良い。電波ゲーであったり、猟奇ゲーであったり、リョナゲーであったり、人によって感じるものは異なるはずだ。しかし、どれもエロゲーとしての面白さは同じである。

 こういったジャンルはエロゲーだからこそ実現できるもの。ぜひともプレイしてみよう。
(文=Leoneko)

スクールデイズHQ

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王道すぎて今回は外しました。

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