HR/HM専門誌『BURRN!』の表紙がまさかのB’Z! 一体なぜ??

HR/HM専門誌『BURRN!』の表紙がまさかのBZ! ジャンルに厳しいメタル界隈がざわつくの画像1『BURRN! 2019年06月号』シンコーミュージック公式HPより

 音楽雑誌のなかでとりわけ異質な雑誌『BURRN!』。『BURRN!』は日本では市場が狭いと言われているHR/HM(ハードロック/ヘヴィメタル)専門誌だ。

 その歴史は古く、1984年創刊だ。出版不況と呼ばれる現在でもWEB展開することなく、内容もさることながら、紙媒体だけで運営する実に“漢”らしい雑誌だ。

 非常に硬派な編集方針で有名であり、ファンにもその事実が広く知られている。特に、初代編集長・酒井康氏の時代に打ち出した「日本国内のバンドは掲載しない」という方針はある種の伝説と化している。2代目編集長以降、その方針は緩和されていったものの、全体に漂う硬派感はいまでも貫かれている。

 特に表紙に載るアーティストについては非常にシビアで、基本的に大物洋楽アーティストが飾る。2016年1月号にLOUDNESSの高崎晃が表紙を飾ったのが、国内アーティスト第1号だ。HR/HMキャリアとしては日本最高峰のあの高崎晃ですら、その際は話題になったくらいだ。

 そんな高崎晃が表紙でもざわつく雑誌が6月号の表紙に載せたのが、なんとB’zである。B’zといえば、国内では知らない人がいないのではないかというほどのビッグアーティスト。ハードロックを基本とした図太いロックサウンドと、ギタリスト・松本孝弘のテクニカルなフレーズは確かに同雑誌に載っていても違和感がない。バックバンドのメンバーにHR/HM界では有名な外国人プレイヤーを起用していたことも多々ある。

 しかしB’zのサウンドはさておき、一般的に彼らはJ-POPにカテゴライズされている。そのため今回の表紙起用には驚かされたファンが多いようだ。なぜ今回のようなことが起きたのか、音楽ライターに話を聞いてみた。

「出版業界が厳しくなっているいま、『BURRN!』ですら同じ状況だということでしょう。広告獲得に苦戦しているのかもしれません。以前はそのブランド性から載せるバンドを選ぶ立場にありましたが、いまはそういう状況じゃないのでしょう」(音楽ライター)

 近しい雑誌の『YOUNG GUITAR』は、以前よりプロレスラーの蝶野正洋を表紙に起用したり、コスプレイヤーの山吹りょうを特集で組むなど、様々な試みに打って出ている。それだけ出版不況の現状は切実ということだ。B’zが表紙になることで雑誌が売れるかもしれないし、B’zを聴くファンがメタルにも興味を示してくれたら、なお良いことだ。
(文=Leoneko)

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山吹りょうちゃんも収録されてるよ!

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