華山みおの物語探索 その35

『シャザム!』爆笑必至の痛快SFアクションヒーロー!映画界禁断のツッコミやあのヒーローもカメオ出演(!?)など見所満載!

2019.04.21

映画『シャザム!』公式HPより

 SF、及びヒーローアクション系映画初心者の私。この間『バンブルビー』を観てSFとかアクションもいいかも! もっと観よう! と思った矢先、映画館・街中・TVCMでガンガンCMが流れまくる面白そうな映画が気になりました。

 見た目は大人・中身は子供『シャザム!』。笑えるヒーローアクション映画です。

 ある日、謎の魔術師からスーパーパワーを与えられた少年ビリーは、「S=ソロモンの知力」「H=ヘラクラスの強さ」「A=アトラスのスタミナ」「Z=ゼウスのパワー」「A=アキレスの勇気」「M=マーキューリーの飛行力」という6つの力をあわせもつヒーロー「シャザム(SHAZAM)」に変身できるようになる。筋骨隆々で稲妻を発することができるが、外見は中年のシャザムに変身したビリーは、悪友のフレディと一緒にスーパーマン顔負けの力をあちこちで試してまわり、稲妻パワーをスマホの充電に使ってみるなど悪ノリ全開で遊んでいた。

 しかし、そんなビリーの前に、魔法の力を狙う科学者Dr.シヴァナが現れ、フレディがさらわれてしまう。遊んでいる場合ではないと気付いたビリーは、ヒーローらしく戦うことを決意するが……。

 シャザムは、大分昔からいるヒーローなんですね! ヒーローものは歴史が古く、どこから手をつけていいか分からない、というのも手を出しづらかった理由のひとつ。調べ始めたら歴史が深すぎたのでそっ閉じしました。観て感じたことをそのままレビューします。私と同じように、アクション系が苦手だったけどシャザムが気になっているよ! という方に届きますように!

 ヒーローってもう最初から聖人君子みたいな人だと思ってました。自らの意志でヒーローになるから鍛えたり、力を正しいことに使おうとする人がヒーローになるものだと……。私の中のヒーローは『それいけ!アンパンマン』のアンパンマンではじまり、最近は『僕のヒーローアカデミア』のオールマイトがヒーロー像になっていたので、だいぶ偏っているのかも。悪を倒し弱きを助けるっていうのが、とりあえずの基本かと。

 しかしビリーは見た目が大人になったからとビールを飲んでみようとしたり、ATMから小銭をいただこうとしたり、手からビームが出ることにはしゃいだり……。だって中身が子供なんだもの。はしゃぐよ! 自分が持っていなかった強大パワーなんて手に入ったら大人だってはしゃぐよ。

 「自分がヒーローになる」なんて前もって知らなかったら、心構えもできていません。遊びのほうに頭がいきますよね。ヒーローって空飛べるんだよね? 飛ぶってどんな感じ? 筋肉やば! パンチしてみよう! 力を試してみよう、となるのは致し方ない。

 空を飛んだことなんてあるわけないので、初めて飛んでみたときの飛び方がすごくダサい。そのシーンめっちゃ笑っちゃいました。その親しみやすさというか、自分も突然力を手に入れたらこうしちゃうよねって行動を、ビリーがしてくれるから親近感がわきました。 

 というか、ビリーが上手に力を使えないのは、ビリーにヒーローの力を与えた魔術師シャザムの説明が雑だったからでは。テストすることなくビリーを無理やりヒーローにしたので、そりゃ訳も分からないですよね。

 魔術師シャザムに「お前はヒーローの資格がない」と言われ、この物語ではヴィランとして登場するドクター・シヴァナ。魔術師シャザムのある意味適当さが生み出してしまったヴィラン。彼からしてみたら、ビリーは自分と違って「選ばれた人間」。憎しみが否が応にも増すのは当然な気がします。しかも本人は全然ヒーロー然としておらず逃げ回るし。

 この物語の中で、主人公ビリーとヴィランのシヴァナは面白いくらい正反対。ヒーローの力を手に入れたくて生きてきたシヴァナは、ずっと家族と共に育ってきたものの、力を手に入れて最初にしたことは家族を殺すこと。

 ビリーは小さな頃に迷子になったことをきっかけに孤児となり、力を手に入れたいと思ったこともありません。だが、力を手にいれた後は家族を守るためにその力を使います。

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