エロゲー史に残る怪作『感覚の鋭い牙』やクソビッチ・真冬が登場する『こんなアタシでも…』 10連休を前にオススメ美少女ゲーム WINTERS編

2019.04.20

WINTERSのタイトル

 4月になってようやく気温が上がってきた。GW10連休を前に“冬”を意味する老舗のエロゲーブランド・WINTERSの作品を振り返ってみよう。

 まず同ブランドといえば『感覚の鋭い牙』だろうか。開始早々、UFOに乗って宇宙人・ルルシーが地球へとやってくる。彼女が鼻歌を歌いだすと主人公が義理の姉とキスし始めるという謎展開から、ドタバタ劇が最後まで続く怪作として一部のエロゲーマーに愛されていたタイトルだ。

 特に『感覚の鋭い牙』を怪作として知らしめたのが、主人公が地球と性行するシーンだ。たまに2chなどで、“エロゲーの衝撃CG”などで紹介されるので、そのCGだけは見たことがあるという方は多いかもしれない。

 次にオススメはエロゲー史上きってのクソビッチヒロイン・東雲真冬が登場する『こんなアタシでも…』『真冬外伝』だろうか。真冬の思考がぶっ飛びすぎていて、困惑するユーザーを続出させたいわくつきのタイトルだ。あまりにも潔い選択肢で、即バッドエンドとなる仕様など、彼女が絡むゲームは色々と伝説を残している。

 WINTERSの作風は正直シナリオが薄く、強引な展開が多いために物語の完成度としては高いものではないだろう。しかし、トンデモ展開を見せるその発想力には目を見張るものがあった。バカゲーとも言えなくない作風が多くのファンに支持されていた。エロはキスシーンにやたら力を入れていて、これでもかというほど濃厚でねっとりした展開を見せてくれる。抜きゲーとして考えればなかなかのクオリティであった。

 古い作品が多いこともあり、どの作品も2000円前後と現在ではかなりお得に買える。中古市場を漁るならば、FANZAでダウンロード版を買ってしまったほうが早いだろう。エロゲーの歴史を振り返るという意味でも買っておいて損はない。10連休に向け、エロゲーマーは準備しておこう。
(文=Leoneko)

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