『キャロル&チューズデイ』おしゃれなOP&EDも公開!宮野真守のおっさんDJ役も良い感じな第2話レビュー

 全世界の音楽を愛する人に捧げる、2人の少女が起こした奇跡の物語。第2話『Born to Run』が放送された。(※Netflixでは4月18日配信予定)

 家出娘のチューズデイがキャロルの部屋に転がり込み、共同生活が始まった。

 その夜、キャロルはチューズデイに一緒に作った曲をちゃんとしたピアノで弾いてみたいと言う。思いついた場所は、火星移民メモリアルホール。

 そして、アルバシティにはもうひとり、歌手デビューを目指す少女がいた。モデルのアンジェラ。彼女は現代最高のプロデューサー・タオのもと歌手として第一歩を踏み出そうとしていた。

 2話目からOPが公開された。EDもOPもおしゃれでかわいい。おしゃれなPVを見ているような気持ちになる。

 冒頭のバズの声によるナレーションは毎週入るのだろうか? 一話目からチラつく【奇跡の7分】というのが何なのか、気になって仕方がない。

 背景がライブ会場っぽく見えるので、誰かしらのコンサートが開かれ、その成功の余韻なのだろうと感じられる。まだふたりと出会っていないアンジェラがそうなのかと予想するが、どうなるのだろうか?

 本編は、1話の興奮冷めやらぬ夜の続きから始まる。チューズデイはどうやら朝に弱いようだ。頼まれた掃除をやろうと思っても、「どうやってやるんだっけ?」とままならず、さらに大惨事を引き起こす。

 そう、彼女はお嬢様。街中でTVに映り、次期大統領選に立候補か、とされる人物こそ彼女の母である。お小遣いはブラックカードを与えられる。掃除などしたことがないのだ。

 ふたりは散々だった一日を振り返り、「悪いことがあったときそのまま寝ると嫌な夢を見ちゃうから、好きなものを思いうかべる」という遊びを始める。このシーンがとても微笑ましく可愛かった。このシーンのおかげで彼女たちの人となりが分かった気がする。

 最終的に好きな音楽の話になり、ふたりは昨日の曲をもっとちゃんとしたピアノで演奏してみたい、と話し合う。どうやらキャロルにはアテがあるようだが‥‥‥。

 蓋を開ければアテといってもほぼ強行突破のような形で、ホールにあるグランドピアノでゲリラ的に演奏を始めるふたり。

 「The Loneliest Gir」今回は歌詞に字幕がついている! この歌、とても気にいった。

 ちょうど同じホールにいたエンジニア・プログラマーのロディも興味本位で録画していたもののすっかり心を奪われる。いたずら心でアップロードしたこの動画が、飲んだくれていたガスの耳に届く。

 ふたりの目の前に現れたガスは衝撃のひと言を発して2話が終了した。

 歌に力を入れているアニメだけに、歌のシーンに入るとグッと心をつかまれる。そして視聴者がそう感じたように、作中のふたりの動画をみた人々も同じように彼女たちを気にし始める。この歌を歌っているのは? もっと聞きたい。そんな気持ちにさせられる。

 ふたりがバズと出会ったことによって物語はどう進むのか。

 また、ふたりとはまだ出会っていないアンジェラはタオとの曲作りのためにキーチェックを行った。 このヒット曲を量産するプロデューサーの素性が知れない本性が気になる。声が神谷浩史だから怪しさが際立つ。

 また宮野真守演じる有名DJのアーティガンがチラリと登場したが、彼ってこんな老け役? っぽく見えるキャラも演じるようになったのか。超絶ナルシストっぽいキャラが似合うのは当然として、このキャラもどう動くのか楽しみだ。

 キャラクターが徐々に揃い、出会い初めてきた。来週バズがどのようにふたりを導くのか、今からとても楽しみだ。
(文=三沢凛)

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