『あなたの番です』第1話レビュー 不快すぎる竹中直人の怪演!サイコミステリーでもかわいい田中圭!こんなマンション住みたくない!

 公式HPを開くと大きく「あなたには今、殺したい人がいますか?」と質問が出てくる。 興味本位で『はい』をクリックし、そのまま設問に答えると……。「毎週死にます」というコピーが衝撃的なドラマ『あなたの番です』が始まった。

 新婚夫婦の菜奈(原田知世)と翔太(田中圭)は、マンションを購入して新居に引っ越す。幸せいっぱいで新たな生活に胸を膨らませている。引っ越し当日、マンションの住民会が開かれ、翔太とのジャンケンに負けた菜奈が一人で参加することに。

 住民会は会長の早苗(木村多江)、管理人の床島(竹中直人)を中心に、田宮(生瀬勝久)、黒島(西野七瀬)など13人が集まり始まった。ひょんなことから、床島が「人間誰しも、アイツ殺したいなあと思う瞬間がある」と言ったことがきっかけで、住民たちは戸惑いながらも今まで消えてほしいと思った人間について話し始める。すると、「捕まらないためには、殺したい人間がいる者同士が“交換殺人”をすればいいのでは?」と話は思わぬ方向に。
 床島は住民たちに、お互いに殺したい人間を発表し合うことを提案。ゲームならば…と皆、軽い気持ちで、余った投票用紙にそれぞれ“死んでほしい人”を書き、クジのように引くゲームが行われてしまったのだった。
 この住民会をきっかけに、菜奈と翔太を巻き込む恐ろしい殺人ゲームが幕を開ける…!

 世にも奇妙な物語のような竹中直人の語りからドラマが始まった。爽やかな田中圭・原田知世演じる手塚夫婦の引っ越しシーン。これからの生活に希望をもってワクワクしているふたりと、全員訳アリのように描写される同マンションの住人達。

 見始めてからすぐに思ったのは「このマンション住みたくない」ということだ。まず竹中直人演じる管理人が最高に気持ち悪い。引っ越してきて管理人があいさつに来るのはいい。だが、部屋にずかずか上がり込んで家の中を物色するように見られたり子供がいないことをとやかく言ってくるのはいかがなものか。訴えたら勝てるのでは? 極めて不快である。癖のある役をやらせたら天下一品な竹中直人が演じていることもあり、本当にこんな管理人がいるマンションは嫌だ! と思わされた。。

 毎回新しい登場人物が出てくるたびに「何号室の誰」というのが出るのだが、初回ということもあり、人数が多すぎるので段々誰が誰だか分からなくなってくる。全員が腹に一物かかえているようにしか見えないので、好感度が著しく低い。 田中圭がワンコ系の年下旦那でおバカな感じなのが唯一の癒しだ。次回以降も暗い展開になることしか予想されないが、彼にはこのおバカでまっすぐな感じを失わずに最終話まで演じてほしい。

 また、住人それぞれが自分の殺したい人をメモに書いて回しあうという展開が、あまりにも現実的ではないと感じられた。この流れにしないとドラマが進まないから仕方ないのだろうか。もう少し自然な流れの脚本を期待したいところだ。

 物語の最後に、最初の犠牲者が発見された。センセーショナルな死に方で来週に続く。とにかくすべてが怪しく見えるような演出が施されているので、現状誰のことも信じられない。話の筋が現時点では粗いと言わざるを得ないので、視聴者が納得できる部分がもう少しないと、ただの不愉快なドラマに終わりそうだ。くれぐれも、肩透かしな茶番にならないことを祈るばかりである。

 来週の被害者は誰になるのか。それぞれの部屋の住人はどんな人物なのだろうか。
(文=三澤凛)

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