TVドラマレビュー

TVドラマ『きのう何食べた?』第1話 西島秀俊&内野聖陽のキャスティング完璧!構成もテンポ良し!しかし深夜の飯テロに注意!!

 大人気漫画が待望のドラマ化!

 漫画原作で、ドラマ化が待望だった試しがほとんどない。漫画の実写化というのは大抵が残念な結果を生み出しているのを私たちは知っている。もちろん成功例はたくさんあるが、発表された際には一抹の不安が過るものだ。

 だけど今回は本当に“待望”という言葉がピッタリのドラマ化の報だった。

 男性カップルの日々の食卓を描いた、よしながふみの大人気漫画『きのう何食べた?』のTVドラマが 2019年4月5日にスタートした。

【一話あらすじ】
 筧史朗(西島秀俊)は、街の小さな法律事務所で働く雇われ弁護士。日課といえば、定時に事務所を出た後に近所の安売りスーパーへ向かい、夕食を作ること。倹約家で几帳面な史朗の頭には、激安情報がインプットされている。そんな史朗が手際よく作ったバランスのいい手料理が並ぶ食卓…共に囲むのは美容師の矢吹賢二(内野聖陽)だ。
 2人はシロさん、ケンジと呼び合う恋人同士。ところが和やかな食卓に波乱を呼ぶ出来事が…!

 最初にビジュアルが発表された際の衝撃が忘れられない。シロさんとケンジが漫画のコマから飛び出したかのようなビジュアルに、「このドラマが見たい!!!」と原作ファンに強く思わせた。待望の第1話。

 シロさん、ケンジのビジュアルは期待通りだが、全員のビジュアルを合わせるのはやはり難しい。シロさんの務める弁護士事務所の事務員の志乃さん、そしてシロさんのお母さんが原作のイメージとは少し離れた感じなのが個人的には残念。

 それぞれのキャラクターの個性が際立つ漫画なので、それぞれに思い入れが強いので主役ふたりへのこだわりと同程度を求めてしまいたくなるのは高望みだろうか……。

 しかし、この原作の一番のポイントはシロさんの作る、“おうちごはん”。西島秀俊演じるシロさんの手際のいい調理を金曜の深夜に見せられるのは、ものすごい飯テロである。

 よしながふみの描く漫画は、料理が異常に美味しそうなのが特徴なのだが、実写で湯気の立つ料理が食卓に並んでる様は、さらに破壊力が高い。ついついお腹が鳴ってしまう。深夜なのに。そして、シロさんケンジがしゃべりながら美味しそうに食べるからさらに鳴る。実に罪深いドラマだ。漫画の中では描き切れていない細かい会話や空気感が覗き見れたのは、すごく良かった。「ああ、このふたりは好きで一緒にいるんだ」と当たり前の事実がきちんと伝わってくる感じが最高である。

 1巻の内容を30分の番組としてテンポよく組み替えていてとても見やすかった。これから原作でも大人気キャラのジルベールや佳代子も出てくるようなので、今後に期待大だ。

 ドラマオリジナルの話なんかもあるのだろうか。今後は空腹を満たしてから見ないといけない。
(文=三澤凛)

きのう何食べた?

きのう何食べた?

新手のBLと呼んでいいものか。

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