いきなり!ステーキがいきなり出てこなくなった……店舗の増加と共に「外れ店舗」も増加か

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いきなり!ステーキ公式サイトより

「いきなり!ステーキ」が失速だって? 今までにない安い価格で、松本零士のマンガに出てくるみたいなステーキを食べることができるチェーンも曲がり角を迎えているらしい。

 同チェーンの売上は昨年から落ち込んでいる。今年2月の売上高は前年度比の75.1%。2018年4月以来、11カ月連続で前年割れが続いてるのである。

 2013年、銀座に1号店をオープンした同チェーンは、その後急速に出店数を拡大する成長戦略を取った。都内では一つの駅に一店舗は当たり前。地域によっては徒歩5分圏内に数店舗があるのも珍しくはない。これによって、お互いに客を食い合う状況が起こっているのは指摘されるが、問題はそれだけではない。

「このところ、明らかに、いきなり出てこない店が増えてきました」

 そう話すのは一週間に一度はステーキを楽しむというヘビーユーザー。

「店舗の増加と共に、明らかに店員がダメな店舗が増えました。日本人店員も外国人店員もどちらもです。出来上がったステーキを運ぶのに追われて、客の案内や会計の待ち時間が長かったり。注文を聞きにくるまでも時間がかかったり……」

 一日中、ステーキを焼いているチェーンだけに「外れの店舗」というのは明らかだという。

「ダメな店舗は明らかに掃除が行き届いていません。壁もテーブルもぬめっとした感じがしますし、古い油の匂いもしますから。そうした店舗が増えているように感じます」

 ここで思い出されるのは、やはり急速な拡大で人気を博したものの、店員教育が追いつかずに崩壊した「東京チカラめし」。かつて、ネットでも話題になったので覚えている人も多いだろう。

 しかし、いくらでも肉が食いたい時には、財布にも優しい同チェーン。マンガ家やデザイナー、ライターに編集者と「修羅場メシ」として愛用している人も多い。ここはひとつ踏ん張ってほしいものだ。
(文=大居 候)

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