オワコンからの脱却は可能か? 衰退し続けるニコニコ動画――超会議で巻き返しはできるか

オワコンからの脱却は可能か? 衰退し続けるニコニコ動画――超会議で巻き返しはできるかの画像1
『ニコニコ哲学 川上量生の胸のうち』(日経BP社)

 カドカワの代表取締役だった川上量生氏が、2月をもって取締役に降格した。独特なキャラクター性もだが、昨年には海賊版サイト対策で強行にブロッキングを主張した川上氏の話題は未だ尽きない。

 川上氏が退任に至った理由は、カドカワの業績の不振。中でも、ドワンゴ……ニコニコ動画の会員数の減少が食い止められなかった結果である。

 あれだけ一世を風靡し、社会現象と社会問題を次々と振りまいたニコニコ動画の衰退は、とどまるところを知らない。2018年9月には、ついにプレミアム会員数が194万人となり、200万人割れとなっている。同じくドワンゴが運営する動画や生放送、記事コンテンツを配信できる「ニコニコチャンネル」については、有料会員数は増加。今年2月時点で有料会員数は90万人を突破している。それでもなお「オワコン」というレッテルから脱却することはできていないのである。

「改善のために試行錯誤は続いていると思います。サーバーは脆弱ですが、以前ほどではありません。ニコニコチャンネルのマニアックな番組には見るべきものもあります。でも、もう文字の弾幕みたいな楽しみかたは、どうやっても新しくはならないでしょう」(元配信者)

 かつて、ニコニコ動画が出来た頃、動画の上を文字が流れていく様は新しかった。目立つためになら、なんでもやる配信者たち。挙げ句の果てには、配信してたら親が「早く寝ろ!」と乱入してくるようなハプニングも楽しかった。でも、そんな刺激は長くは続かなかった。次へ次へと、より過激なものを追い求めれば、いつかは限界が来る。あの、独特のコミュニティの空気感も年齢を重ねた者がいつまでも安住できる場所ではなかったのだ。

 今年も4月には一大イベントである「ニコニコ超会議」が開催される。ここに、どれだけ「今年は行かなきゃ!」と思わせるネタを投入できるかがターニングポイントになりそうだ。
(文=大居 候)

オワコンからの脱却は可能か? 衰退し続けるニコニコ動画――超会議で巻き返しはできるかのページです。おたぽるは、アニメ話題・騒動の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!

- -
歴史に残る珍作となりそうだけど大丈夫?
ピカチュウかわいすぎ!