『ポケットモンスター サン&ムーン』メルタンで大騒ぎ? アニメ初登場でファンから反響「害獣じゃん」

2019.03.05

テレビ東京「ポケットモンスター サン&ムーン」公式サイトより

 アニメ『ポケットモンスター サン&ムーン』(テレビ東京系)で第111話「アローラ上陸!タルタルメタルパニック!!」が3月3日に放送された。

 109話までポニ島で過ごしていた一行。実はその終盤、帰りの船の中にひっそりと紛れ込んでいたボルト型の”あるポケモンの存在”が匂わされていたが、今回はそのポケモンである「メルタン」が扱われることに。

 メルタンは金属を溶かして吸収する性質を持つ。メルタンの集団は船を出た後、倉庫にある金属を食べていたのだが、マンホールを食べ尽くしてしまったため、そのまま地下道に落下してしまう。その後は二手に分かれ、ひとつの集団はロケット団のコジロウが大量に買ったボルト目当てにロケット団のトラックから基地へ入り込んでいた。

 もう一方のメルタンの集団は地下道を彷徨い続け、出会ったレアコイルを食べようとするもレアコイルに怒られ、失敗。そのまま電子工作の授業を行っていたポケモンスクールの地下基地に忍び込み、コンピューターを食べようとしたところをピクシーに見つかり、怒ったピクシーに踏み潰される目に遭ったものの、自動装置で教室に送られる。電子工作で使う工具箱の中に入り込んでいた。

 電子工作はマーマネが先導して行っていたが、マーマネがリーリエに「ナット取ってくれる?」と指示し、リーリエが持ってきたのは工具箱で工具を食べまくっていたメルタン。「こんな大きなナット使ってないんだけど……」というマーマネの言葉にサトシたちはメルタンの身体をぷにぷにイジる。カキに至っては「この玉何なんだ?」と言いつつメルタンの目玉を掴み(!)、驚いたメルタンがラスターカノンを仕掛けてはじめてポケモンだということが発覚した。

 ところがメルタンはロトムの図鑑にも記録されていない。大量にメルタンが入った工具箱を面白がってナギサが体当たりすると、怒ったメルタンは再びラスターカノン。ピカチュウのエレキネットがぎりぎりナギサを守り、事なきを得ていた。その後、サトシがスパナを食べさせたり交流を図ったり、カキのガラガラが歓迎のダンスをしたところで骨の炎でメルタンたちが熱せられ、慌てて逃走してしまった。

 そのころ、ロケット団の元にいたメルタンたちは工具はもちろん、コジロウが大切にコレクションしている瓶の王冠もめちゃくちゃに食べて逃走。ロケット団が追いかけていくと集団でラスターカノンを発射してくるも、タイミングよく表れたキテルグマに守られ、ロケット団は逆に事なきを得たのだった。

 その後、ポケモンスクールにいたメルタンと森のメルタンたちは共鳴し合い、2グループが合流すると、どこかへ去っていった。サトシは帰宅後、オーキド博士にメルタンのデータを送り、「これは世紀の大発見かもしれんぞ」とお墨付きをもらって大興奮だったが、実はリュックにはモクローと一緒に昼寝し、逃げそこねたメルタンが。サトシはまだメルタンの存在に気づいていないが、次回へのフラグが立っていたのだった。

 この日の放送に視聴者からは「ピクシーが容赦なさ過ぎて笑ったわ」「メルタン、シロアリ並みに怖いよ!」「可愛いけど、シャレにならない害獣やな」という声が寄せられていた。

 次回もメルタン回になりそうだが、果たしてサトシはゲットなるだろうか――。

(福田マリ/ライター)

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