『TS異世界BADEND』（えのきっぷ） 女体化した身体で逝きながらイクのは最高だね！

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　はい。TSFといえば、凌辱はひとつの定番ですよね。こちらの作品、異世界転生でTSしちゃった挙げ句に、調子に乗っていたらひどい目に遭っちゃうという物語です。

　もうタイトルも尖っていますね。だって、タイトルでバッドエンドって書いてあるんですよ。TSFで、みなさん様々な展開を考えられますね。純愛から肉便器まで。でも、やっぱりバッドエンドは股間の気持ちよさが違いますね。もう、ただでさえかわいい、いや、かよわい女になって大変なところに、抗えない気持ちよさで堕ちちゃうわけです。そんな絶望がマゾヒズムを刺激するのは当然じゃありませんか。

　で、この作品なんですけど、単なるバッドエンドじゃありません。解説によると「凌辱、腹パン、首絞めなどかわいそうな目に会いながら」とあるじゃありませんか。TSFだけでなく、リョナグロもあるなんて。もうね、どれだけひどい目に遭わせて気持ちよくしてくれるのかと、読む前から三回くらい絶頂しそうです。

　さてさて、物語は異世界にTSF転生した主人公が、女冒険者を乱暴殺す冒険者狩りの噂を聞き、出かけた先で狩られてしまうことになります。

　ひとまず、腹パンなど定番リョナ要素も描かれる作品ですが、目玉は首締めで殺されながら、気持ちよくなっているところでしょう。

もはや女となった今は、男のチ×ポでよがるしかない存在になっていること。そんな堕ちていることへの自覚が内面描写を多用しながら存分に描かれるんですよ。

　実のところ、もうちょっとリョナがあってもいいかなとも思いもしました。ただ、それだとあまりにもニッチ過ぎるのか…………読者が喜ぶ配分っていうのは難しい。ともあれ、絶望感に襲われながら絶頂したい方にはオススメです。
（文＝昼間たかし）