『ドラえもん』紫色に変色した恐怖の「ジャイアンシチュー」に「シチューのかけらもない」「こわい」とツッコミの声

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テレビ朝日「ドラえもん」公式サイトより

 1月18日放送のTVアニメ『ドラえもん』(テレビ朝日系)でジャイアン手作りのシチューが登場し「こわい」「どうしたらこんなものが出来上がるのか?」と話題になっている。一体ジャイアンは、一体どんなシチューを作ったのか? 話題の回を振り返っていこう。

 その話が放送されたのは、「ジャイアンシチュー」の回。新しい趣味を作るために“料理の研究”を始めたというジャイアンは、のび太、スネ夫、しずかを誘って料理研究発表会を開くと言い出した。しかし、以前にジャイアンが作ったお弁当を食べたことがある3人はジャイアンの料理に恐怖しかないようだ。そして、断り切れなかったのび太たちは苦肉の策として、せめてお腹だけでもすかせていくことにした。

 しかし、ママが用意したお昼ご飯のパスタを食べずにいると、のび太はママに怒られてしまう。その理由を聞いて、これからジャイアンのご飯を食べに行くことを知ったドラえもんが、どんなにまずい料理でも美味しくすることができる『スーパーグルメスパイス』を貸してくれることに。

 試しにママの料理に振りかけてみると、いつもよりも美味しく感じたのび太は色んなものにスパイスをかけてパクパク。そして、スネ夫としずかに「ドラえもんにもらった心強い味方がある!」と言って安心させるものの、スパイスではなく七味唐辛子を持ってきてしまい、不味いままのジャイアンのシチューを食べるハメに。

 その後、スパイスを持っていっていないことに気がついたドラえもんが、ジャイアンの家にこっそりとスパイスを届けにくるが、ハプニングでスパイスをジャイアンに振りかけてしまい、みんながジャイアンに「美味しそう」と迫るというオチだった。

 この回どこが話題になったのかというと、それは言うまでもなくジャイアンシチューの中身。「ひき肉とたくあんと塩辛とジャムと煮干しと大福と、あとなんかの葉っぱとか骨とか、その他いろいろ」(ジャイアン)というおおよそシチューの具材というにはほど遠い代物が多数ぶち込まれており、視聴者からは「シチューのかけらもない」「どんなシチューだよ!」とツッコミが殺到。

 しかもシチューから放たれる強烈な匂いは、玄関先の花は枯れ、飛んでいたすずめが失神してしまうほどのヤバさ。スパイスを届けにきたドラえもんも、ガスマスクで対策をするほど。おまけにシチューは、なぜか紫色に変色している……。これに対しても「色がシチューでないことを自覚しろよ」「ここまでシチューを紫色に仕上げるってジャイアン別の才能あるよね」「なんでこんな紫色のシチューができるのか不思議すぎる」「どうやったら紫になるの……?何を入れたら紫になるの……?」との声も続出していたのだった。

 そういえば、昨年11月に放送された「マジックボックス」の回では、ジャイアンの部屋の本棚に「シチューの作り方」の本が立てかけられていることも話題になっていたが、確実に今回その本は参考にしていないだろう。むしろ、料理の本を参考にして作っていたとしたら、そっちの方が驚きだ。これを食べてジャイアンは美味しいと感じるのだろうか……。歌オンチに加えて、味覚オンチの可能性も高いと思わざるを得ない放送回となった。

(アーヤ・凛/ライター)

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