読む人をダークサイドに引きずり込む魔力があります。この作品、怖い物見たさで読んだ人は、どんな感想を抱くのでしょうか。
リョナというジャンルも色々とあるものですが、こちらはエロ要素を廃してひたすらにリョナを描きます。その徹底っぷりが強烈過ぎて、いやなのにどんどんとページをめくってしまいます。
物語は、いうなれば異常な愛。
僕の彼女は顔と体に大きな火傷痕がある。
過去に火事に巻き込まれて全身を焼かれた名残だ。
僕はそんな彼女をとても綺麗に思い、愛していた。
進学を機に遠距離恋愛になった僕たちは夏休みに会うことにした。
愛する彼女に会えることに胸を膨らませていたが、
待ち合わせ場所に来た彼女は白くつるりとした肌をしていた――
白い肌を取り戻した最愛の彼女。でも、彼氏のほうが求めていたのは、そんなものじゃなかったのです。
少女はせっかく取り戻した白い肌を彼氏に焼き尽くされていきます。
痛い苦しい、でも読んじゃう……という非情なまでの強烈さを持っている作品なのですが、極めつけはオマケの部分。治りかけた火傷の痕をまた痛めつけるんです。
これは、痛いとかそんなもんじゃあないでしょう。もう、かわいそすぎる。かわいそすぎるけど、これも愛の形なのか……?
リョナの果てにある欝勃起系の極北。これで勃起できる人が正常か異常かは、わかりません。
(文=昼間 たかし)
『燃殻の恋』(ねじやのひと) 痛い! 酷い! かわいそう……でも、読んじゃう、究極のリョナのページです。おたぽるは、漫画、エロマンガ、マンガ&ラノベ、同人、昼間たかし、リョナ、ホラー漫画、ねじやのひと、燃殻の恋の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!
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