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ちゃんみお道中膝栗毛~第9歩

催眠術師が身近にいて超ビックリ!実際にかけてもらってきたよ!本当にかかるのか……結果はいかに!?

2018.12.11

華山:催眠にかかりやすい人とかかりにくい人の違いって何かあるんですか?

漆原:やっぱり集中力の差があるかもしれません。集中力っていっても人それぞれで集中しやすいシチュエーションがあると思うんですけど……。賑やかなところのほうが集中できるとか、静かじゃないと無理とか。でもなんにしても集中がないと催眠がかからないんです。

華山:私は客観的に自分がそこを想像しているシーンとかを思い浮かべてしまうんですけど…

漆原:それはかかりづらいかもしれないですね。基本、客観じゃなく主観で体験しないとかからないのです。自分が催眠にかかっている状況を客観的に見てしまう人は、かかりにくい気がします。

 

 ……なんと、私の集中力・ひいてはかかる際の視点の問題が大いにあったようです。でもこの話を聞いたことで、かかるにあたっての想像の仕方が分かったような気がしました。

 さて、最後に催眠の中でも難易度が高いと言われる幻覚系の催眠をWさんにかけてもらいました。その催眠とは、Wさんの目の前にいる人物(このときは私・華山)が、Wさんの大好きな声優の徳井青空さんに見えてしまうというもの。

 これ!! 超羨ましい催眠なんですけど!! 私もかかりたい。目の前に大好きなあのバンドマンさんに現れて欲しい……。

 傍から見ていてもかかっているのがすごく良くわかる。顔が真っ赤になってめちゃめちゃ照れています。どうやら私が徳井青空さんに見えている様子。すみません、華山みおです。

 どんな催眠もバッチリかかるWさんに羨ましさMAXのまま、催眠体験終了! 催眠を間近でみたことで気になったことを漆原さんに聞いてみました。

 

華山:そもそも漆原さんはなんで催眠をやってみようと思ったんですか?

漆原:催眠なんて存在しないと思っていたんですよ。ところがある日、催眠術師に会って、そのときに催眠をかけられたんです。そうしたら完全に手が固まって。それがきっかけですね。

華山:何年前くらいのときですか?

漆原: 7~8年前ですね。まだ学生の頃です。

華山:大人になってからも習得できるんですね。

漆原:できます。逆に子どもだと催眠は難しいと思います。

華山:どうしてでですか?

漆原:催眠術って、この人は催眠が使えそうだなって思わせることもすごく重要なんです。催眠術師って怪しいオーラの人が多くないですか。金髪とか、見たことのない髪型とか、派手な服装とか。あれはどうしてかというと、威光暗示っていうのがあって、催眠をかけられそうだなってオーラがあると実際にかかりやすくなるんです。それを考えると、権威があるように見えにくいから、子供がかけるのは難しいですね。

華山:漆原さんは、そういう催眠術師っぽくしようとかいうのはないんですか?

漆原:ぼくは全くないです。日常生活に支障が出るので。

漆原さんの見た目は完全に普通のお兄さんですが、喋り方や物腰がしっかりしていて信頼感のあるお方。「催眠が使える」という説得力がとてもあります。

華山:漆原さんはどんな風に催眠を習得したんですか?

漆原:独学ですね。本がたくさん出ているので。

華山:独学で学べるものなんですか?

漆原:独学でも大丈夫ですが、一回は誰かが催眠をかけているのを見たほうがいいですね。かかってみなくてもいいけど、かけるところは実際に見るべきです。こういう風にすると人は催眠にかかるんだっていうのを理解すると、一気に習得が進むと思います。

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