『クレヨンしんちゃん』しんのすけとみさえの卓球勝負がなぜかモノマネ対決に変わったワケ

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テレビ朝日「クレヨンしんちゃん」公式サイトより

 アニメ『クレヨンしんちゃん』(テレビ朝日系)が11月30日に放送された。この日の放送では「激アツ!焼き芋対決だゾ」と「母ちゃんと卓球するゾ」の2本立てが放送された。

「母ちゃんと卓球するゾ」では、テレビで同い年の天才卓球少年が女子アナウンサーにちやほやされている場面を見たしんのすけが、女子アナといちゃいちゃしたいがためにみさえに「オラ、卓球選手になりたい!」とおねだり。「なんで?」と聞かれたしんのすけは「天才卓球少年になって、女子アナのおねいさんにハグっとしてもらうの~!」と願望が爆発。不純しかないその動機にみさえは呆れていたものの、スリッパをラケットの代用として卓球をすることに。

 みさえが相手ということで不満を漏らしていたしんのすけだったが、「温泉の卓球では負けたことないんだから!」という言葉でしんのすけもやる気に。「ネットが必要ね」というみさえの言葉に”スケスケおパンツ”と同じ引き出しに入っていたという網タイツ(!)を取り出し、ペットボトルやアクション仮面人形などにひっかけてネットにすることに。「先に5点取ったほうが勝ちよ、サーブは1点ずつ交代ね」とみさえの言葉を合図に卓球を始めたものの、みさえのあまりの強さにしんのすけは「卓球つまらない」と早くも心が折れる始末。そこでみさえのコートを広く取るというハンデを付けることとなった。

 しかし、そこでも大人げなく圧勝するみさえ。しかし、しんのすけが燃え尽きないまま「洗濯物畳まなきゃいけないから」と卓球を終わりに。洗濯物を畳む隙をついてサーブを打つという卑怯な手を使ったしんのすけだが、みさえは洗濯物を畳みながらボールを返すという最強ぶりを披露する始末。怒ったしんのすけが「オラが出すなぞなぞに答えられなければ点数にならないルール」や「オラがモノマネので何の動物か当ててください」という無茶ぶりを持ち出す展開に。「ウッホッホ、ウッホッホ」とモノマネしながらボールを打つしんのすけに対し、みさえは「ゴリラでしょ!」と答えたものの、しんのすけの答えは「チンパンジー」。言い争いになりながら卓球対決はさらに過熱していってしまった――。

 結局夜になり、ひろしが「ただいまー」と家に帰ってきた頃も、まだうつ伏せになって「アシカ」はどういう格好で鳴いているかについて言い争っていたふたり。ひろしが呆れて「なんだ? ジェスチャーごっこか?」と聞くと、ふたりは「違う! 見れば分かるでしょ! 卓球でしょ!」と猛反論。アシカのモノマネをするふたりはヒロシから見るとジェスチャーゲームでしかないものの、ふたりは「卓球の勝負がついていない!」と頑な。その後もまだアシカについて言い争うふたりの前でひろしとひまわりは「腹減ったな~……」と肩を落としてしまっていた。

 放送後、視聴者からは「卓球全然関係ないじゃん!」「これはジェスチャーじゃなく卓球です(笑)」「ひろしが帰って来るまでこれずっとやってたのか!」といったツッコミが殺到。世にも奇妙な卓球勝負となっていた。

(福田マリ/ライター)

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