『奴隷飼育マンション3 生贄発狂処刑編』(納屋)デスソース塗りあい対決とか、エロいのか?

 納屋さんは長らくSMものとシーメールものの両輪で、多くの作品を発表し続けている方。絵柄は、ほかで見ない独特の雰囲気。そんな絵柄と共にハードな責めが描かれるので、ガツンと股間に直撃する人も多いです。

 ご本人のブログはコメント欄を解放しているのですが、そこを読むと熱い読者が何人もいることがよくわかります。だって、けっこう頻繁に長文の感想。そして「こんなん書いて下さい!!」という熱望を叩きつけている人がいるんですから……。

 そんな作者が、3回に分けてリリースしたのがこちらのシリーズ。これまでも世界観が一緒の作品やシリーズものをやっていましたが、今回は特に長編になりました。

 物語は極めてストレート。二人の美しい人妻が、住民の男女によってマンション共有奴隷に堕とされる物語です。いろいろ楽しい責めとか、みじめ気持ちいい展開とかワンサカありまして、ヌキドコロに迷う作品なんですが、納屋さんのすごいところは、想像の斜め上をいく発想力。

 第一話から次第に奴隷へと堕とされていくわけですが、ラストとなる第三話では、完全に奴隷状態。さまざまな責めを受けるのですが、その合間の情景がそそります。

 マンションの集会室は、SMプレイルームに改造。その改修費用は、奴隷にされた二人のヒロインの支払い。ここで、責め役の住民のオバサンが「SMグッズの購入代金が払えないんだから、仕方ないでしょ」と。なんだ、この生活感。ちなみに、衣服も没収されてマンションのロビーで「一着100円」でバザー。

 責めのほうもアイデア満載で。エロナースコスで、歯を責めるとか。蝋燭を八つ墓村状態にして、ツイスターゲームとか。

 興奮します。興奮しますけど、なんか面白い。デスソース塗りあい対決とか、もうエロいのか、なんなのかわからない興奮です。

 つぎつぎとぶっとんだアイデアを投入してくれる才能。世の中には、まだ見ぬ快感があるということを教えてくれる作品ですね、はい。
(文=昼間 たかし)

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