『昔は可愛かった』（すぺ）お兄ちゃん大好きな変態妹の挑発に、どこまで耐えることができるか！？

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昔は可愛かった/すぺ

　エロゲーやエロマンガの定番といえば「妹」ものである。

　だいたいが世話焼きの妹や萌え萌えの妹だったりするが、すぺが描く『昔は可愛かった』に登場する妹は一味ちがう。なんというか、変態なのである。

　兄が学校から帰宅すると、いつも妹（恐らくJK）が制服姿のままリビングで休んでいる。注目は妹のお股だ。なぜか足をおっぴろげてパンツが見えるようにしているのである。

　兄はそれをみて激しく動揺することはないが、自室に入ると妹を想い出しながらサクッと自家発電。問題はその後だ。妹がしれっと兄の精子をふきとったティッシュをなめたり、それでオ×ニーしたりするのだ。

　それに気が付いた兄はさすがに同様する。妹でオ×ニーする兄もたいがいだと思うが、それ以上に妹が変態すぎて笑える。

　妹は表情にほとんど出さないが、実は兄が好きで好きでたまらないのである。だからパンツを見せたりして（さりげなく？）兄を挑発していたのだ。

　ふたりでコンビニに行った際は、ノーパンでわざと肛門と割れ目を見せたりとかなり大胆な行動にもでる。さすがの兄も、公共の場での妹の行動には参ったようだが、妹は帰宅後に最後の挑発として、あそこを大胆にさらし、指で割れ目を「くぱぁ」としてみせる。

　さすがの兄も目の前でそんなことされたら理性が崩壊して、ついつい襲い掛かってしまうのだった。

　セリフが少なく、似たようなコマが繰り返されることでテンポよく読み進められる作品だ。しれっと変態行為にふける妹が何気にかわいいし、兄に襲われた妹が驚きながらも幸せそうなのも実にそそられる。

　やや特殊なエロに入るかもしれないが、妹ものが好きな方にはおすすめだ。
（文=穴リスト猫）