寺島拓篤「Nameless story」クラシックギターとキーボードが奏でるファンタジックなメロディが『転スラ』にぴったりでアップテンポな良曲!!

 二度目まして、ひよっこライターのぬぬこです。

 今回のアニソンレビューは、2018年10月17日に発売された寺島拓篤さんの新曲「Nameless story」です。こちらは10月から放送中、伏瀬原作のTVアニメ『転生したらスライムだった件』(以下、転スラ)のオープニングテーマに抜擢されています。

 寺島拓篤さんと言えば、『うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVEシリーズ』(以下、うたプリ)メインキャラクターの1人、一十木音也役でご存知の方も多いでしょう。作曲は、うたプリにも数多く楽曲提供されているElements Gardenの上松範康さんで、うたプリがお好きな方には馴染みのある組み合わせですね。新曲もキスよりすごい音楽になっていると期待できます。

 今作の「Nameless story」は寺島拓篤さん演じる転スラのキャラクター、三上悟のキャラソンではなく寺島拓篤さん名義での8枚目のシングルです。前作の「ID」から1年近く空いた新曲ですね。早速聴いてみましょう。

 まず、寺島拓篤さんのシャープな歌声とギターで始まります。そこにキラキラとしたキーボードが入り、またギターを効かせてくる展開です。思わずイントロから引き込まれていきました。クラシックギターとキーボードの電子音の重なりがファンタジックで転スラの世界観とぴったりですね。後半のキーボードソロとギターソロの流れで終盤に向けてもう一度盛り上がります。そこがわたしの1番好きな部分で、みなさんにもぜひここでもう一度、ぐっと心をつかまれる体験をしてほしいです。

 新曲の歌詞は寺島拓篤さんが書いていますが、ご自身で歌われる曲のほとんどが寺島拓篤さん作詞です。『転スラ』には独自の世界観があり、たくさんのキーワードが出てきます。「立ちすくむような遥かな夢も絶望も食らいつくして」という歌詞は、主人公リムルが転生の際に身につけた捕食者というスキルを、「さぁ名付けよう…!」は名付けを意識して書いたのではないでしょうか。

 英詞部分は少し詰まったように感じられ、聞き取りにくい箇所がありましたが、原作が大好きだという寺島拓篤さんらしい歌詞です。アニメをご覧の方はもちろん、小説や漫画で転スラをお楽しみの方にもおすすめの曲です。
(文=ぬぬこ)

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