『俺が好きなのは妹だけど妹じゃない』やや作画崩壊は改善するも、謎の横アングル多用で「首が疲れる…」

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TVアニメ『俺が好きなのは妹だけど妹じゃない』公式サイトより

 10月から放送中のTVアニメ『俺が好きなのは妹だけど妹じゃない(以下、いもいも)』(TOKYO MXほか)。第1話に続き、第2話も「作画がヤバイ」「作画のせいで内容が頭に入ってこない」と話題になり、一部では「作画崩壊商法」という声が上がるほど。

 1クール走り切ることが出来るのか、良くも悪くも注目が集まっている中、第3話「俺と妹は二人で一人のラノベ作家だ」が放送された。

 恵比須清司氏によるライトノベルが原作の“王道妹萌え作品”である『いもいも』。第2話までは、妹・永見涼花(CV.近藤玲奈)の作画が崩壊していて、肝心の妹萌えができないという状態が発生していたが、第3話はところどころ涼花の作画が復活。

 第3話では兄である主人公・永見祐(CV.畠中祐)に“パンチラ”を教えてもらう、というシーンが冒頭に展開されたのだが、兄にパンチラを披露するシーンは美麗な作画だった。全体としては、ところどころ不安になる作画はあったが、これまでと比べると大分改善された印象を受ける。

 そのかわり、涼花の作画に注力した影響なのか、主人公である佑が終始不安定な作画に……。その分、涼花が可愛く見えると現象が起きているので、これはこれでありなのかもしれない(?)。

 第2話では、涼花が持っていたスマホが次のカットでガラケーに変わるというハチャメチャなシーンがあった『いもいも』だが、第3話では、画面がなぜか急に横アングルになるというシーンが多数見られた。中盤から始まった、氷室舞(CV.小倉唯)、アヘ顔Wピース先生(CV.赤﨑千夏)とのコスプレ大会はほとんどが横アングル。演出とは思えないので、発注ミスなのか、絵の節約をしているのか、はたまた作画崩壊をごまかしているのか……。ネットでも「いもいもはスマホを縦にしての視聴を推奨しているのだろうか……」「首が疲れる」といった声が上がっていた。

 監督の古川博之氏のTwitterを見ると、深夜にエナジードリンクの写真が投稿されていてやや不安にもなるが、なんとか1クールを走りきってくれることを祈るばかりだ。

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