『ポケットモンスター サン&ムーン』壮大すぎるパロディ詰め込みが話題に「林原めぐみ感しかしない」

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テレビ東京「ポケットモンスター サン&ムーン」公式サイトより

『ポケットモンスター サン&ムーン』(テレビ東京系)「勇者リリエルとアローラの杖!」が10月21日に放送された。この日のポケモンスクールでは、劇の発表会が開催。息子の晴れ姿を見ようと、久々にサトシママも登場するホッコリ回になるかと思いきや、近年まれに見る「カオス回」とネットから評判を集めている。

 物語は最初から劇の台本を見つけたムサシが大暴走。「女優」を自称しているムサシはポケモンスクールで劇が行われると知るや否や『ガラスの仮面』の月影先生になりきり、女優モードのスイッチオン。「私は女優。ステージあるところに我あり」と宣言していた。

 視聴者からはこの時点で「神回の予感!」「ムサシ……恐ろしい子……」といった声が集まっていたが、視聴者の予感は的中。アローラの伝説に沿った劇が展開されていたのだが、途中、ムサシが「ルナアーラ」の化身役で「ムサバーバラ」として劇に乱入。リーリエは「このような展開、台本にありません……」と戸惑っていたものの、サトシは「すげえ! ルナアーラだ!」と大喜びするという天然ぶりを爆発させていた。

 その後、ロトムが慌てて幕を閉めると、「ソルガレオ」の化身・カキガレオを演じていたカキがムサシに「お前は何者だ!」と指摘すると、ムサシは「『お前は何者だ!?』と言われたら、聞かせてあげよう私の名を!」と独壇場がスタート。

「満員御礼! 千両役者! 誰が呼んだか呼ばれたか舞台あるところに私あり その名を……大女優ムサバーバラ!」と決め文句(?)を口にしつつ、なんと『新世紀エヴァンゲリオン』の綾波レイ、『名探偵コナン』の灰原哀はじめ、ムサシの声を担当する林原めぐみが過去に演じた主要キャラクターのムサシバージョンのパロディ画が画面に流れて大賑わい。視聴者からは「笑い過ぎてお腹痛い」「林原めぐみ感しかしない!」「この悪ノリ感最高過ぎる」という声が続出。絶賛が集まっていた。

 その後は「舞台が私を呼んだのよ。オホホホ!」と言うムサシのためにロトムが台本を書き替え、コジロウ、ニャース、ソーナンスまで巻き込んで舞台を再開。その後もなかなかカオスなまま、『鉄人28号』や『少女革命ウテナ』、『巨人の星』などのパロディが盛り込まれたものの、本筋に戻り劇は終了。

 あまりの超展開に視聴者からは「とんでもない回だったな……」「これはお父さんお母さん向けでは……」「我々は何を見せられていたんだ」という呆然とした声が集まっていたが、おふざけ回としては満点の出来。このおふざけこそが『アニポケ』の真骨頂なのかも知れない――!?

(福田マリ/ライター)

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