量産される「底辺バーチャルYouTuber」……次の一手は“エロ配信”しかない!?

※イメージ画像

 気がついたら、当たり前の存在になってきた、バーチャルYouTuber(VTuber)。毎日のように、新しいVTuberはデビューを続けている。さらに『Vカツ』を筆頭に、誰でもすぐにVTuberを作成することのできる技術も普及。今後「自分もやってみよう」と思い立つ人は多いハズだ。

 だが、そんなVTuberの中でも、多くの視聴者を握っているのは、ごくわずか。現在、数千人は存在しているといわれるVTuberだが、再生回数が4ケタ台も当たり前。つまり、ほとんどのVTuberは、儲かる儲からない以前に、誰も観てくれていないというわけである。

 これは、数年前にYouTuberが注目された時にも見られた現象。編集は雑。面白くもない動画を何本も公開するも誰にも観てもらえない「底辺YouTuber」が量産されたのである。

 だが、かつての底辺YouTuberとは違い、VTuberには希望の光があった。それは、エロ配信である。

「現状、リアルとリンクさせると限られた動きしかできません。ただ、あらかじめポーズを用意することでエロい動きをさせることは可能です。いかに魅力的な動きを見せるかの技術開発も進んでいます」

 そう話すのは、VTuberに関連する開発を行っている技術者。現状、動きをリアルに連動させると画面上では、手がオッパイに沈み込むなどの問題もあるが、これらを改善することは十分に可能なのだという。

 そして、それらをエロ方面に進化させることで、新たな未来が開けるという。

「すでにネットでは、自分の裸体やオナニーを配信して稼いでいる人がいるのは、よく知られていますよね? そうした配信をバーチャルなキャラクターで行う人も出てくるでしょう」

 つまり、画面の向こうの可愛いキャラクターが、チャットしながらオナニーし、それに興奮する男たちが群がる……というワケである。

 もはや、技術的にはほぼ開発されている状況。現状のアダルト系の有料チャットをやっている事業者などが乗り出せば、一気に普及することは間違いない。

 画面の向こうにいるのは男かも知れないのに、キャラクターがオナニーしてアヘっている姿に興奮する男が群がるという未来。きっと大勢の人が「それで食べていけるかな?」と思うんじゃなかろうか。
(文=大居候)

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