ねこ娘のバブリーファッション!? 『ゲゲゲの鬼太郎』23話、時代を反映した妖怪の姿に爆笑の声

 9月2日に、アニメ『ゲゲゲの鬼太郎』第23話「妖怪アパート秘話」が放送された。ねずみ男とねこ娘のバブリーな姿が話題になっていたので、ネットの声と共に内容を紹介していこう。

 今回のエピソードは、「爽快アパート」という名が付けられたオンボロアパートの物語。アパートには新築当時から妖怪が住み着いているのだが、今のオーナーである夏美には妖怪の姿が見えない。すっかり古くなってしまったアパートにはもう妖怪以外の住人はおらず、取り壊されて駐車場になる予定だった。

 アパートが建ったのは、1968年のこと。当時は夏美の祖父母にあたる春夫と冬子が管理していたのだが、アパートの立地や環境を気に入ったろくろ首、あかなめ、唐傘の3人の妖怪が居座ってしまう。妖怪たちは夜な夜な住人を脅かすため、怖がって人が寄り付かない。春夫は妖怪たちを退治するため、鬼太郎を呼び出した。

 鬼太郎の活躍で妖怪たちは懲らしめられるが、春夫は居場所がなくなると悲しむ3人を見て住み続けることを許可。妖怪たちは「人間に姿を見せない」という約束を守りながら、快適な生活を始める。時は流れて1985年、高度成長期の時代にアパートが地上げ屋に狙われてしまう。困り果てた春夫の前に再び鬼太郎が現れ、ねこ娘や砂かけばばあと共に地上げ屋を撃退した。

 アパートの前に現れた鬼太郎ファミリーは、今と全く変わらない姿。しかしねこ娘だけは肩幅のある真っ赤なワンピースを着ており、ネット上では「ねこ姉さんがバブリーだwww」「ねこ娘だけ妙におしゃれだな!」「昔から今の服装じゃなかったのか」「ヘアスタイルまでバブル仕様で笑う」と爆笑の声が続出した。時代の影響を受けているのはねこ娘だけでなく、ねずみ男が札束を手に豪遊するシーンも登場。「ねずみ男が時代背景を再現している(笑)」「いつの時代もやってること変わらないな!」「破産する姿まで容易に想像できる」とツッコミの声も上がっている。

 現代では夏美が子どものころの記憶を思い出し、3人の妖怪がずっと見守ってくれていたことに気づく。住人のいなかったアパートは妖怪専用になり、大勢の妖怪がにぎやかに暮らすように。“妖怪アパート”は「妖怪が出るアパートから妖怪の住むアパートになったのか」「なにこれ楽しそう! 一緒に住みたい」「妖怪が普通のアパートに暮らしてるの面白すぎ」と、視聴者にも大好評だ。

 ちなみに作中に出てきた1968年、1971年、1985年の3つの年は、それぞれ『鬼太郎』のアニメ1期から3期までの放送開始年度。アニメ放送開始50周年を意識したエピソードでもあったようだ。

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