『妖怪ウォッチ シャドウサイド』で腰を振りまくる寸胴丸、やっぱりアウトだった 「下品な表現」だとBPOに苦情が入る

 放送における言論・表現の自由を確保しつつ、視聴者の基本的人権を擁護するため、放送への苦情や放送倫理の問題に対応する第三者の機関・BPO(放送倫理・番組向上機構)が、「2018年6月に視聴者から寄せられた意見」を公式サイト上に公開した。

 今回目立つのは、6月18日に発生した大阪地震の報道のあり方に対する意見。「大阪北部で大きな地震があったが、地震発生からヘリコプターが多数飛び交い、なぜこんなに多く飛ばさなければならないのか、疑問に思った」「1995年の阪神淡路大震災でも被害にあったが、その時と取材の仕方がほとんど変わっていないように感じる」「地震当日、死亡した女児の友達にインタビューしていた。被災した子どもに対して教師が心のケアに一生懸命に取り組んでいるとき無配慮なインタビューをすることに倫理観を疑った」といった、マスコミの災害取材に対する意見・苦情が多数見受けられる。

 アニメ関連については、「青少年に関する意見」中の「低俗・モラル」の項目に「アニメで、やかんのようなキャラクターが出てきて、注ぎ口が下半身にあり腰を振るという下品な表現があった。子どもの見る時間帯に不適切だ」という意見が寄せられていた。

「下品な表現」と指摘された「やかんのようなキャラクター」は、4月から放送中の『妖怪ウォッチ シャドウサイド』(テレビ東京系/毎週金曜日18:25~)に登場する「寸胴丸」のことだと思われる。

 筋肉隆々な覆面プロレスラーを彷彿とさせる寸胴丸。股間部分がやかんの注ぎ口となっているパンツを着用しているのだが、アニメではその部分を強調させるかのように腰を振りまくっていた。4月27日放送の第4話「もったいない男」で初登場したのだが、その時点で「完全にアウト」「下品すぎる」「BPO案件」といった声がネットに上がっていた。

 寸胴丸は6月8日放送の第10話「戦慄の切裂きジョーカー」で再登場しており、この回でも腰を振り回していた。切裂きジョーカーに立ち向かうために召喚された寸胴丸は、敵の鎌をパンツの注ぎ口部分で受け止めると、そのまま「特殊な成分の水」を噴出。敵を圧倒したのだが、変態すぎる姿に周囲はドン引きしていた。今回の意見はこの回に対するものと思われる。

 BPO常連である『妖怪ウォッチ』だが、『妖怪ウォッチ シャドウサイド』になってからは初のクレームとなる。たしかに寸胴丸は下品と言われても仕方ないキャラだが、ある意味愛されているキャラでもあるので、これからも登場してほしいが――。

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