『漫画村』『漫画タウン』に続く“新サイト”が登場していた

0427_kaizoku.jpg※イメージ画像

「もう、黙ってはいられない!」

 閉鎖されてはリニューアルオープンを繰り返す海賊版サイトに、無数の有志による監視の目が強まっている。

 海賊版漫画サイト『漫画村』が閉鎖されたのもつかの間、その後継を称する『漫画タウン』が登場。公式を自称するTwitterアカウントは「もう出来上がったコンテンツにお金を払う時代じゃないんだよ。漫画だけを叩くのはおかしいんだよ」などと、煽りを繰り返し、権利者のさらなる怒りを買った。

 もともと、炎上でアクセスを増やす意図があったのか、常に煽りを繰り返していた『漫画村』であったが、旗色が悪いと感じたのか、現在『漫画タウン』もアクセスはできなくなっている。

 いたちごっこが続き、政府の求めるブロッキングなど効果がないことがわかっている海賊版対策。だが、監視の目は確実に強まっている。

 そうした中、追い詰められた『漫画村』が、最後の一稼ぎを目論んでいるのではないかというサイトが発見された。『同人マーケット』なるサイトがそれだ。

 このサイト、あたかも同人販売サイトを装いながら、これまで類似の海賊版サイト「ドロップブックス」などにアップロードされていたものと同様のデータを、クレジットカード決済で販売しているのだ。要するに、ネットの海賊版サイトから引っ張ってきたデータで商売をするという、トンデモサイトなのだ。

「この間、海賊版サイトに広告が表示されていた広告主に対する非難が強まりました。これで収入源を失ったことから、なりふりかまわず、最後の一稼ぎを狙っているのではないでしょうか」(IT関係者)

 あたかも、真面目な商売を装うこのサイト。規約について記されたページを見ていくと……。

「ユーザーと当サービスとの間で、訴訟の必要が生じた場合、当運営所在国(オランダ)の法に準拠し、当運営所在地を管轄する裁判所をユーザーと当サービスの専属的合意管轄裁判所とします」

 と、いう記述が。

 煽りはやめながらも、まだまだ犯罪行為を続ける意志を感じる。いずれ正体が明らかになった時、『漫画村』にはどんな正義の鉄槌が振り下ろされるのか。
(文=昼間たかし)

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