TL(ティーンズラブ)はエッチな描写がある、いわば「女性向けエロマンガ」で、地上波でアニメ化されるなんてありえない――というのは昔の話。TLアニメが地上波で放送されてから1年が経ち、アニメ化されたTLマンガも5本目に突入した。
昨年4月、“業界初のTLアニメ”として注目を集めたショートアニメ『僧侶と交わる色情の夜に…』以降、『スカートの中はケダモノでした。』『お見合い相手は教え子、強気な、問題児。』『25歳の女子高生』といったTLアニメが放送された。そして、今期は『甘い懲罰~私は看守専用ペット』(すべてTOKYO MXほか)が放送中だ。
このTLアニメシリーズは、電子コミックサイト「ComicFesta」のアニメ部門「アニメZone」で配信されていて、地上波で放送されているのは、放送NGのエロ描写を省いた「通常版」。同サイトでは、成人向けの「完全版」を独占配信していて、地上波では見ることができなかった、ないしは省かれたエロ描写を見ることができる。
しかし、通常版も通常版で「面白い」「シュールすぎる」と話題で、一部では「エロアニメと見せかけたギャグアニメ」と言われているほどだ。
前述のとおり、TLマンガはエロ描写が必須。エロ描写ありの完全版を地上波で流したら即BPO案件になってしまう。そのため、ComicFestaアニメシリーズの通常版では、局部はマークで隠し、エロシーンはイラストカットを挟んですっ飛ばすといった手法をとっている。
1作目の『僧侶と交わる色情の夜に…』では、局部をまさかの木魚で隠すといった手法を採用。完全にアウトなシーンでは、「TERA劇場」と称したセクシーカットをバックにイケメンなセリフをただひたすら流すというシーンに差し替えられるという、視聴者が困惑する事態に。そもそも、TLマンガは少女マンガと比べると、かなり突飛な設定だったり、唐突にエロシーンが展開されるというケースが多く、それと相まってシュールなアニメとなってしまっているようだ。
現在放送中の『甘い懲罰~私は看守専用ペット』も、無実の罪で刑務所に収監された女主人公が罰と称した“陵辱”を受けまくるという、ハチャメチャな設定。それに加え、通常版で恥部が現れたら、●ッキーマ●スっぽい手のマーク(看守官長が着けている手袋をイメージしていると思われる)で隠し、エロシーンは本編とはまったく関係のないイラストに差し替えるという、なかなかおかしなアニメとなっており、ネットでは「とんでもないギャグアニメ」「今期一番笑えるアニメ」と好評(?)だ。
第1作の作品名に倣って、「僧侶枠」と呼ばれるようにもなったComicFestaアニメ。エロ描写も楽しみだが、視聴者がさらに困惑するようなシュールな演出も期待したいところだ。
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