羽生結弦選手のガチファンの追っかけ費用がスゴい! 「お金と時間を費やして初めてファンと名乗ることができる」

816x2h8GWPL_2.jpg「週刊朝日」2018年3月2日号(朝日新聞出版)

 ケガを乗り越え、平昌オリンピックで2連覇を果たした男子フィギュアスケートの羽生結弦選手(23)。日本では、羽生選手の活躍を報じた新聞各社の号外がフリマアプリなどで高値取引されたり、演技で使用した楽曲が収録されたCDに注文が殺到したり、羽生選手の記念切手がバカ売れしている。“羽生フィーバー”は、まだまだ終わりそうにない。

 このフィーバーの中、注目を浴びているのは羽生選手本人だけではない。羽生選手のスケート・ルックス・立ち振舞いすべての虜になったファンの女性たちだ。平昌の会場には、羽生選手の復活を見届けるべく、大勢の“ゆづオタ”の女性が押し寄せた。羽生選手が現れるなり、会場には割れんばかりの歓声が巻き起り、演技後には、羽生選手が好きな「プーさん」のぬいぐるみが大量に投げ込まれた。

 すべてが完璧すぎる羽生選手に夢中になってしまう気持ちはわかるが、羽生選手のいわゆる“ガチファン”は、彼の動向を追うために使っている費用がスゴい。「朝日新聞」が密着した60代の女性は、羽生選手が出場する海外の大会すべてを観戦していて、その費用は「高級車1台買えるくらい」かかっているという。

 2月20日発売の羽生選手が表紙の「週刊朝日」(朝日新聞出版)も、「ジュニア時代から10年来の羽生ファン」の女性(40代・会社役員・独身)をはじめとする、熱狂的な羽生選手のファンを取り上げている。記事には、羽生選手の回復を祈願するため、羽生選手と名前が似ていることから聖地となっている「弓弦羽神社」(神戸市)などに複数回通い、それだけに30万円つぎ込んだ女性(40代・会社役員・独身)、羽生選手を追うために世界中を飛び回り、その費用に400万円以上かけた女性(60代・主婦)が登場。フィギュアスケートは選手も「費用がかかるスポーツ」と知られるが、ファンもかなりの金額を費やしているようだ。

 羽生選手のために神社巡礼を続けた女性いわく、“羽生ファン”は羽生選手が好きというだけではファン歴はカウントされず、お金と時間を費やして初めてファンと名乗ることができるのだとか。また、フィギュアスケートのガチファンは財力だけでなく、体力やメンタルの強さも要るという。平昌に集まった羽生選手のファンは財力・体力・精神力を持ち合わせた精鋭なのだろう。

 誰かを本気で追いかけることは、正直、お金がかかることだ。フィギュアスケートファンだけでなく、アイドルオタも声優オタも、バンギャも若手俳優の追っかけも同じだ。チケット代だけでなく、遠征費用やグッズ代、そして羽生選手の「プーさん」のようにプレゼント代もかかる。「週刊朝日」に登場したファンたちは「傍観者では本当の感動は得られない。身銭を切ることで、ユヅがメダルを取った時の感動に、さらに実感がこもる」「ユヅ君を追いかけている時は、嫌なことも何もかも忘れて楽しい」とも語っている。追っかけを経験したことがある人は、なんとなく同感できる部分もあるのではないだろうか。にしても、羽生選手のガチファンの本気度には圧倒されるが……。

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