『歪んだ嘘の恋とレッテル』アニゲマにて早くも配信開始！歪んだ関係に芽生える愛情とは…？「あなたの傍にいることができれば、偽りの関係で構わない」

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『歪んだ嘘の恋とレッテル』/studioオルカ（※）

　今年の9月末にstudioオルカからリリースされたばかりの『歪んだ嘘の恋とレッテル』が、早くもアニゲマにて配信開始となった。

　studioオルカはビジュアルアーツの新ブランドで、原画が秋野すばる とsaxasaのコンビということもあり、発売前から大きく注目を集めていたエロゲーだ。

　『歪んだ嘘の恋とレッテル』のあらすじは以下だ。

　主人公･桜庭真樹は過去に、恋人で幼なじみの少女と知識を伴わない性行為をした。

　しかし相手の少女が逃げるようにして町を去ったことで、ひとり取り残された真樹の行いは周りに「過ち」として扱われる。

　噂は尾ひれを付けて広がり続け、レッテルを貼られたまま学園2年生となった現在。突然「初めての相手」、幼なじみの倉持冴子が町に戻ってきた。

　　真樹は自身に貼られた「鬼畜」の態度をあえて一貫し、出会った少女たちと身体を重ねていく。けれど少女たちもまた、それぞれ「レッテル」と「内面」を持ち合わせていた。それを知った主人公は、徐々に態度を変化させていく――。

　都合のいい関係でやりまくるような抜きゲーがいいけど、やっぱり恋愛とかシナリオゲー的な要素も楽しみたい。そんなエロゲーを求めるユーザーにぴったりの作品だ。

　『歪んだ嘘の恋とレッテル』の主人公・桜庭真樹は過去幼なじみに裏切られ、ずっと鬼畜男として心に深い傷を負った。そのトラウマからすっかり歪んでしまった真樹は、流れに身を任せ、多くの女の子たち（ヒロインたち）とやりまくる。

　本作のヒロインたちは、真樹をまともな男と思って実は接していない。彼女たちもまた、深い傷を負い、何かを盾にして生きているのだ。

　快楽だけを求めあって、傷をなめあっていたように思えたが、やがてお互いの中で内面的な部分を意識していく。この過程に、『歪んだ嘘の恋とレッテル』をプレイする醍醐味があるわけだ。

　人は誰しも、生きている限り無傷ではいられない。傷の深さに個人差はあれど、必ず何かしら傷ついてるものなのだ。それを理解しあえた時に起きる人生の変化を、様々なかたちで教えてくれるのである。

　エロシーンはやや短めなものの、豊富に存在するため、抜きゲー的一面を持ちつつも、しっかりと作られたシナリオも楽しめる。まさに一石二鳥のエロゲーだ。

　PCではプレイしたい時にできない！　というアクティブでハードなエロゲーマーはぜひともアニゲマ版をダウンロードしよう。
(文=Leoneko)

※画像の処理は編集部によるもの