「このハゲー！」落選に怒号の嵐？ 流行語大賞に一応の納得も「無理やり選出」の感拭えず

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ユーキャン新語・流行語大賞公式HPより

　1日、「現代用語の基礎知識選　2017ユーキャン新語・流行語大賞」が都内で発表され、「インスタ映え」「忖度」が大賞に選ばれた。

　他には「睡眠負債」「35億」「Jアラート」「プレミアムフライデー」などがランクインしているが、ネットユーザーにとっては、肝心の「あの言葉」が入っていないと話題になっている。

「今年6月、『週刊新潮』（新潮社）で暴言や暴行について報じられ、同日に自民党へ離党届を提出した豊田真由子元議員の『このハゲー！』が入っていないと、ネットユーザーからは文句タラタラの状態です。もともと候補には『ちーがーうーだーろー！』が入っていましたが『そっちじゃない』という声もあります。

実際『プレミアムフライデーって流行語か』など、納得いかない言葉もありますからね。まあ公の発表にふさわしくない言葉ではあるのかもしれませんが、少々納得がいかないのも理解できます」（記者）

　他にも「流行語に選ばれたら来年消える」ということで「35億」のブルゾンちえみへの心配の声、「魔の2回生」になじみがないなどの意見も散見されている。

　とはいえ、近年物議を醸し続けていた流行語大賞を考えれば、今年の大賞2つはまだマシという評価もある。「予想通りでつまらん」なんて批判もあるが、全体的には概ね納得というところか。

　ただ、毎年どうしても無理に選んでいる感のある流行語大賞。個人的には「日馬富士」だ。
（文＝長谷川敬）