桃屋の新アニメCM「オムニバス マラソン」・「川柳 寝ぼすけ」・「川柳 長電話」篇 の3本を1月5日(金)より全国にてオンエアスタート!!

 株式会社桃屋は、“ごはんですよ!”などの商品で長年愛され続けている、桃屋「のり平アニメ」CM 誕生60周年を記念し、過去作品の中から2作品をもとにデジタル映像で完全復刻し、新CM「オムニバス マラソン」・「川柳 寝ぼすけ」・「川柳 長電話」篇を、2018年1月5日(金)より3本同時にオンエアをスタートする。

桃屋の新アニメCM「オムニバス マラソン」・「川柳 寝ぼすけ」・「川柳 長電話」篇 の3本を1月5日(金)より全国にてオンエアスタート!!の画像1ごはんですよ!

 またCMのオンエアに先駆け、12月27日(水)~28日(木)の2日間限定(11:00~18:00)で、これまでの「のり平アニメ」のセル画や三木のり平氏のイラストなど50点以上を展示し、一般公開する「のり平アニメ展」を、銀座7丁目の「石川画廊(東京都中央区銀座7‐7‐8)」にて開催する。そして、60周年を記念して各日先着60名様に「江戸むらさき ごはんですよ!」「⾹ばし葱油味 穂先メンマ」の2本セットをプレゼントする企画も行い、「のり平アニメ」を懐かしく感じていただく方も、また初めてご覧になる方にも楽しんでいただける展示会が実施される。

-【2018年に誕生から60周年を迎える、桃屋「のり平アニメ」】-
■昭和の大俳優・コメディアンの三木のり平をアニメ化した「のり平アニメ」の誕生

 昭和33年(1958年)、テレビドラマすらまだ生放送だった時代、当然ながらCMもスタジオで女性が商品を説明する「生コマーシャル」を発信する時代だった。当時TVCMは「トイレタイム」と呼ばれ「面白くない退屈なもの」というイメージが強かったかなか、CMで「番組」並みに面白いものを作ろうという発想から、新聞広告に起用していた「三木のり平(1924年4月11日 -1999年1月25日)」をアニメ化し、誰もが知っている話をパロディーにするところから作品が誕生した。

 記念すべき第1作目は「助六」篇。江戸歌舞伎の宗家 市川團十郎の家に伝わる歌舞伎十八番『助六所由縁江戸櫻(すけろくゆかりのえどざくら)』に登場する「助六」が締めている鉢巻が江戸紫だったことから、商品名は「江戸むらさき」に。そして最初のアニメCMは「助六」篇となった。そこから2012年まで間断なくCMは続いたが、一旦の小休止を経て2018年、誕生60周年を記念して、昭和48(1973)年の「ごはんですよ!」発売当時にオンエアされた「オムニバス」篇と、昭和55(1980)年から最も長期間に渡ってオンエアされた「川柳」篇(商品:江戸むらさき ごはんですよ!)を、アニメ制作会社「エイケン」の技術によってデジタル映像で加工され、完全復刻を果たした。

■アニメ制作秘話

 アニメーション製作会社には、昭和33年(1958年)から続くこの作品性を深く理解した上で、クオリティ高く仕上げてくれる会社として(株)エイケンが参画。エイケンは、昭和44年(1969年)創業の老舗アニメーション会社ということで、古い時代のクリエイティブも理解し、さらに今も人気アニメ番組のアニメーションを手掛ける第一線の技術集団。

 「Film時代の発色と質感それと動画の動きの完全再現という条件で最初の制作打ち合わせが行われました。アナログ作品をデジタルでリメイクをするという難題にデジタル世代の若いスタッフは、試行錯誤のスタートでした。色彩に関しては、現存する過去の参考ムービーの見た目で色を決めようとしましたが、参考にするムービー自体が劣化している感じで色の調整も微妙にバラツキが合った為、どれを基本とするか迷いました。

 また、当時の撮影で使ったセル画の資料を参考にしようとしましたが、実際のセル画が想像以上に明るい色で現在は使用していない蛍光ピンクのような色もあり、過去の参考ムービーとこんなに違うものかと驚きましたが、過去のCMを実際に見ていた世代の先輩たちのアドバイスを頂きながら作業を進めました。

 結果、今のセル画の色彩条件に合わない色があったりしたので、参考ムービーの劣化がなかった場合と資料のセルの色彩を参考に想像しなおかつ、昭和っぽいくすみを入れた色で再現をしました。デジタル制作で、デジタル特有の発色が出ないようにする事が一番苦戦しましたが、背景美術も、PCで彩色をせず手書き彩色で忠実に再現してセル画とマッチングさせ今回の作品に仕上がりました。」


<株式会社エイケン>

1969年3月10日設立。本社は東京都荒川区。
自動車輸入会社ヤナセ傘下のテレビ受信機輸入・テレビコマーシャル制作会社TCJを母体とする。
同社のアニメCM制作部門だったTCJ映画部が、1969年、株式会社テイ・シー・ジェー動画センターとして独立。
1973年、株式会社エイケンに商号変更。社長の村田英憲(ひでのり)が由来。
現存するアニメ会社の中でも歴史は古い。

【桃屋「のり平アニメ」新CM概要】
桃屋 ごはんですよ!「オムニバス マラソン」篇(15秒)
URL:https://youtu.be/bJ4ePC17K9o

桃屋 ごはんですよ!「川柳 寝ぼすけ」篇(15秒)
URL:https://youtu.be/xMdZZebUOCA

桃屋 ごはんですよ!「川柳 長電話」篇(15秒)
URL:https://youtu.be/Akz62SEJjNM

声の出演:三木のり平

TVCMオンエア日:2018年1月5日(金)

オンエア地域:関東、関西、中部、福岡、北海道、山形、福島、新潟、長野、富山、石川、福井、岡山香川、広島、愛媛、高知、沖縄

【桃屋「のり平アニメ」CM 誕生60周年記念!「のり平アニメ展」開催 】

■過去の原画や作品を展示
 桃屋では、「のり平アニメ」CM 60周年を記念して、これまでの「のり平アニメ」のセル画や三木のり平氏のイラストなど50点以上を展示し、一般公開する「のり平アニメ展」を開催します。これまでの作品の歴史を、当時を懐かしみつつ、またアニメ作品の技術の進歩を感じながら、鑑賞することができる。

 また開催期間中は、同じく2018年に45周年を迎える「江戸むらさき ごはんですよ!」と、「香ばし葱油味 穂先メンマ」の2本セットを桃屋「のり平アニメ」CM 誕生60周年にちなみ先着60名様にプレゼントされる。

<開催概要>
・名称:桃屋「のり平アニメ」CM 誕生60周年記念!「のり平アニメ展」
・開催日時:2017年12月27日(水)~12月28日(木) 11:00~18:00
・会場:「石川画廊」(東京都中央区銀座7-7-8)
・入場料:無料

【桃屋「江戸むらさき ごはんですよ!」も2018年で45周年! 】

「江戸むらさき ごはんですよ!」は、その前身の商品となる「江戸むらさき」が昭和25年(1950年)に開発されてから23年後、「子どもによりおいしく食べてもらえる海苔佃煮をつくろう」をコンセプトに新たに開発された。素材を乾燥海苔から生海苔に変更し、この開発のために新しい機械を導入した。

 のり佃煮の代名詞のように呼ばれ、お子様からお年寄りまで幅広く愛されている。青さのり(ヒトエグサ)の葉の形状を活かす為に、“あさ炊き製法”を採用し、「江戸むらさき」より短い時間で仕上げた。トロリとした食感の中にのりの風味が活き、鰹と帆立の旨み豊かなのり佃煮となっている。

 のりは国産(主に伊勢湾周辺で収穫)を使用しており、三重県松阪市にのりの原料処理を専門とする工場を持ち、徹底した異物除去の工程をとっている。

【株式会社桃屋について 】

 大正9(1920)年4月、京橋区南鍛冶町にて、「花らっきょう」「鯛みそ」の製造販売を開始し創業。以後「ごはんですよ!」、「キムチの素」、「味付メンマ」、「味付?菜」、「つゆ」等のヒット商品の他、最近の新商品
として「辛そうで辛くない少し辛いラー油」「さあさあ生七味とうがらし山椒はピリリ結構なお味」など。「良品質主義」と「広告宣伝主義」を企業理念に掲げる。

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