『マジンガーz』と『ロボットガールズ Z』を熱く語りあう!「スーパーロボットまんがまつり」レポート!!

『マジンガーz』と『ロボットガールズ Z』を熱く語りあう!「スーパーロボットまんがまつり」レポート!!の画像1「スーパーロボットまんがまつり」第1部

 11月12日(日)コングレスクエア中野、コンベンションホールにて開催された「中野×杉並アニメフェス 2017」内にて「スーパーロボットまんがまつり」が開催された。このイベントは、2部制となっており、第1部は今 TVアニメ放送から45周年をむかえる『マジンガーZ』を中心に「スーパーロボットマニアックトーク」を、第2部はスーパーロボットたちを美少女キャラ化したアニメ『ロボットガールズ Z』のキャスト陣が登壇した「ロボットガールズ Z コーナー」が開催された。

 第1部では、元AKB48・田名部生来が『マジンガーZ』のヒロイン・弓さやかのコスプレで登場し、五十嵐浩司(アニメーション研究家)と共にMCを務めた。「マジンガーZ 第 34 話『紅い稲妻 空とぶマジンガー』」が上映されることが発表になると、観客からアツい歓声があがり、会場の熱気を感じさせた。

 上映後、前半のトークゲストとして『マジンガーZ』TVアニメ放送当時の製作スタッフである勝田稔男(演出)、 友永和秀(原画)のほか、越智一裕(まんが映画家)が登壇し、TVアニメ放送当時の貴重な制作秘話が次々と飛び出した。五十嵐からの「原作をアニメ化するうえで演出として工夫した点は?」という問いには勝田が「アップになるカットは超合金の「質感を出すことにこだわった。“巨大ロボット”なので全編通してスケール感の表現は常に意識していた」と語った。
 
 また、原画を手掛けた友永は「リアルな爆発シーンを作りたくて試行錯誤していた」と話し、越智も「(友永の原画の)爆破シーンやロボットの重量感などの表現は、他の作品にも浸透し、ロボットアニメの歴史を作った人」と絶賛した。

 後半は TV アニメシリーズで弓さやか役を務めた松島みのりをトークゲストにむかえた。田名部から役柄への想いを聞かれると「本当に大切な役。この役を通して恋愛シーンや年ごろの娘を経験して演技の幅が広がった。その後の仕事につながった役だと思う」と弓さやかという役への愛を話した。また、映画『マジンガーZ/INFINITY』(20181 月公開)の最新の予告動画の上映後、実は松島が出演していることに触れ、「どのシーンに出演しているか当ててみてください」とおちゃめに話した。

『マジンガーz』と『ロボットガールズ Z』を熱く語りあう!「スーパーロボットまんがまつり」レポート!!の画像2「スーパーロボットまんがまつり」第2部

 第2部では、MCは第1部と同じく田名部が務め、ゲストに本多真梨子(Z ちゃん役)、高岡香(ガイちゃん役)、森下由樹子(ガラダK7役) 、西連寺亜希(グロちゃん役)、の4名が登壇した。はじめに『ロボットガールズ Z』のこれまでの歴史を振り返り、『ロボットガールズ Z 第0話』新作のぷちキャラアニメーションを上映した。

 ゲスト陣の生オーディオコメンタリー付きで上映となった第0話はもちろん、本イベントで初披露となった新作アニメでも、ゲストも観客も一緒になって大きな笑い声があがるシーンがいくつもあり、大盛り上がりとなった。

 その後、突如「アキタイガー2世からの挑戦状」として西連寺によく似た”アキタイガー2 世”が登場、田名部に代わってMC を務め、『ロボットガールズ&中野コラボクイズ』が開催された。「マジンガーZ」に関する問題などのほかに、中野区のなかのまちめぐりキャラクター「クルトン中野」が登場し新たな名前を考えるなど、大喜利のような問題など、様々な問題が出題された。

 最終問題はなぜか高岡を除く全員が正解し、ただ 1 人不正解となった高岡が総合でも最下位となった。最下位の高岡は罰ゲームの準備のために一度降壇。アキタイガーも退場し、高岡が戻ると西連寺がバースデーケーキを持って再登場し、4日後の11月16日に誕生日を迎える高岡にサプライズでお祝いした。客席からもバースデーソングの大合唱と「お誕生日おめでとう」のプラカードでお祝いされ、高岡は「こういうの初めてで本当に本当に嬉しい!ありがとうございます」と大喜びだった。

 今回も盛りだくさんな内容となったロボガのイベントだったが、最後にゲストそれぞれが、「アニメに声をあてるのが初めてで、ロボガはいつもあったかい現場でたのしかった」(西連寺)、「ロボガはもう 7 年も続く大切な作品。これからも細く長く続いていけば嬉しい」(森下)、「ずっと一緒にやっているスタッフさんと、ずっと応援してくれるファンのみなさんがいるロボガチームだからこそ、こんなに続けられるのだと思う。これからも何かの形で続いていければ」(高岡)、「改めてロボガの歴史を振り返ったのは初めてで、改めてずっと応援し続けてくれてるみなさんはハートが強いなと感じた。スタッフさんもロボガを大好きでいてくれて、まだあきらめないって気持ちで作ってくださっている。そんなアツい作品なので、今後もまた何かしら続いていくのでは」(本多) とロボガへの熱い想いを語った。

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