桜井海『神とよばれた吸血鬼』が重版決定！『おじさまと猫』の“ふくまる”は幸せを呼ぶ招き猫！？

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　漫画家の桜井海が、『神とよばれた吸血鬼』の重版が決まったことを自身のTwitterで報告した。『神とよばれた吸血鬼』は今年の4月に最終6巻が発売され、完結を迎えていた。

　桜井海自身が述べているように完結作品が重版されることは、その作品がかなりのヒット作でない限り、されることはあまりない。しかし、Twitterにて掲載し始めた『おじさまと猫』という物語が多くの人の心をつかんで感動を呼び、そこから桜井海という作家に興味を持った人たちが『神とよばれた吸血鬼』を買い求め、売り切れが続出するという現象が起き、急きょ重版へとつながったのだ。

『おじさまと猫』の主人公である猫の“ふくまる”とその飼い主の“おじさま”は大人気キャラクターとなり、ファンがマスコットを作ったり、ラテアートで描いたり、キャラ弁を作ったりしたものをTwitterにて披露していく、ある種のムーブメントが起きている。ファンが投稿したものをリツイートするなど、桜井海自身もキャラクターが皆に愛されていることを楽しんでいるようだ。

　重版されることにより『神とよばれた吸血鬼』は買い求めやすくなるが、気になるのは『おじさまと猫』は単行本化するのか、ということだ。桜井海の口からそのことについて何も言及がないが、期待しているファンは多い。

　現在、『おじさまと猫』はだいたい1週間に1度のペースで更新されている。まだ読んだことがないという方はぜひとも読んでみよう。桜井海のTwitterアカウントで全て読むことができる。読んだ後、きっとあなたも、ふくまるのかわいさの虜となっている。