『文学女子に食べられる』歪んだ愛情が実にサイコパスな静かで純愛なる同人エロマンガの傑作

 同人エロマンガ界で「傑作」と最近話題の作品がある。『文学女子に食べられる』だ。

 『文学女子に食べられる』はサークル・ひまわりのたねの作品であり、FANZAで発売して3ヶ月経ったいまでも月間人気ベスト5以内をキープしている。

 まずは公式の紹介文だ。

 普段無口で大人しい後輩女子に童貞男子が優しく激しく食べられる…!

 文学サークルの後輩女子に密かに恋心を抱いていた僕…ある日その子から飲みに誘われ…「ある告白」をされた…

 後輩は、「その行為」に僕も興奮していることがわかると感激し…次第に豹変し…優しく…激しく…僕を…!

 男子を甘攻めするのが大好きなフェチ系女子に徹底的に射精させられ、セックスを通じて愛の告白をされる純愛ストーリー

 タイトルに「文学」とあるように、物語は物静かに、青春私小説のように始まる。

 気になっていた後輩女子からの誘い、そして突然の告白。その告白内容が、まさかの“変態”チックなもので、(恐らく)童貞の主人公は戸惑いつつも女の子に身を任せていく、というよりも犯されていく。端的に言えば、『文学女子に食べられる』は純愛な逆暴行だ。

 『文学女子に食べられる』は、全編通して物語は静かであり、淡々と進むが、自分を客観的に見ているような冷静さと、女の子から性的辱めを受けているという興奮が入り混じり、どこかファンタジックな物語でもある。それは絵柄の影響もあるかもしれない。

 ややタッチの粗い作画がおとぎ話のようであり、絵本のような世界観を作っている。まさに「文学」っぽいのだ。

 主人公も前からこの女の子が好きで、その子のことを思いながらよく自慰していたという。こうして襲われることを想像していたのかもしれない。ある意味、夢がかなったのだ。

 馬乗りされ、腰を振られて部屋に響く「たんっ、たんっ、たんっ、たんっ」という皮膚と皮膚がぶつかる音。静かな物語に大きな動きが加わり、主人公が犯されていると臨場感が実に巧みだ。

 主人公はただただ無抵抗に攻められて、絶頂するまで女は腰を振るのを絶対にやめない。どこか楽しげに、主人公をいじめるように、彼女の歪んだ愛が描かれる。注意しておきたいのは、『文学女子に食べられる』で描かれているのは、完全なる和姦だ。ただ愛し方が歪んでいるだけなのである

 絵の粗さや、テキスト量がやや多め、そして時間の流れがゆったり進む。ここは好みが別れそうだが、、ひとつのエロマンガ、ないしは官能作品としては非常にレベルが高い仕上がりなのはまちがいない。ドハマリしたユーザーが絶賛するコメントがDMMには多かった。

 それゆえに傑作と言えるのだ。ぜひご堪能あれ。
(文=穴リスト猫)

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