乃木坂46、新曲MVのシュールな世界観に「路線変更？」　肩出し衣装には賛否両論飛び交う

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「乃木坂 46 OFFICIAL YouTube CHANNEL」より

　人気アイドルグループ・乃木坂46が来月9日に発売予定の18thシングル「逃げ水」（N46Div.）のMVが21日に公開された。今作で初めてセンターを務めることになった3期生の大園桃子と与田祐希が、広大なお屋敷“伊丹家”に見習いの侍女として迎えられ、先輩メンバーらが演じる伊丹家の人々の不思議な行動を目撃する、というストーリー仕立てになっているが、「乃木坂には珍しいシュールな世界観」「3期生が入ってきたことを機に、路線変更？」などと反響を呼んでいる。

　グループ結成時、既存のアイドルとの差別化を図るため、フレンチ・ポップス路線の楽曲が採用された乃木坂46。そのため、これまでのMVは爽やかなイメージの強いものが多かった。しかし、今回の楽曲のテーマが、“夏の日差しに照らされたアスファルトにゆらゆらと浮かぶ水のような蜃気楼”ということもあってか、今までとは少し趣が違う幻想的なつくりになっている。

「同MVには、曲の途中に突然、ドビュッシー作曲のピアノ独奏曲『月の光』が流れ、アイマスクをした齋藤飛鳥が項垂れた状態で踊り始めたり、堀未央奈がチャイナドレス姿でヌンチャクを振り回したりと、意味深なシーンが次々と出てきます。そのため、『今後はミステリアスな世界観を打ち出していく方向に転換？』『1期生の卒業が増えてきたから、イメチェン？』などと指摘する声も相次いでいるようです」（芸能関係者）

　また、今作ではMVだけでなく、乃木坂46には珍しい露出多めな肩出し衣装も話題を集め、「夏の曲らしくて合ってる」「乃木坂に露出は不要だ」などとファンの間で賛否両論が飛び交っている。

「清楚なイメージを保つため丈長スカートが採用されるなど、乃木坂46の衣装は露出が少ないものばかりでした。同じく秋元康プロデュースのAKB48グループはMVで水着姿を披露することも珍しくありませんが、乃木坂46はなるべく肌を見せない路線を貫いていました。しかし、新曲の衣装はオフショルダータイプで、それぞれ微妙にデザインは違うものの肩を露出させています。これに対してファンの間では、『センターの2人の若々しいルックスにぴったり』『清楚なイメージが乃木坂の最大のウリじゃなかったの？』などと評価が割れてしまっているようです」（同）

　前作「インフルエンサー」（同）で初のミリオンセールスを達成した乃木坂46。思い切ったイメージチェンジが吉とでて、さらにセールス記録を伸ばすことになるか注目される。