だが、これでは終わらない。
ヤハクイザシュニナがなぜか「真道、私と一緒に異方に行かないか?」とか言い出すBL展開に。
37も次元が違う存在で、自分が作った繭の糸に、告白である。
いや、それほどの高次元の万能存在なのに、なんで本人の許可など必要なのか。
何のために? 理由がまったく分からない。
さらに、フラれちゃうと、数時間前の複製の君でやりなおすから消えてほしいと説明をする。
なぜ説明した。
「最後になると悪者があれこれ説明して、殺そうとするけど、失敗するヤツ」っていう日本のB級ドラマの様式美を学んでしまったのか。
案の定失敗するようで、徭沙羅花の指輪がドーンって、ピカーッって、なって、
魔法少女か、女性版ウルトラマンかってコスチュームをまとって「異方存在、徭沙羅花」が登場。
バトルアニメに大転換しそうな勢いで、ええええええー。
ネット上では、馬鹿にするなと怒る人もでてくる大展開で、賛否両論だ。
いやいやいや、もともとリアリティなくて世界系もはなはだしかったので、これぐらい超展開してくれないと!
こちとら、4話、8話あたりで、整合性はないものと諦めておるから、まったく問題ない。
ここまでを5話ぐらいでテンポよくやってほしかったよ。
ここから、こちらの予想を超える展開の連続を期待して、俺は、また楽しみに観るよ。
(文/米光一成)
『正解するカド』9話 BLか魔法少女かバトルアニメか。遂に野崎まど節超展開で賛否両論のページです。おたぽるは、アニメ、作品レビュー、東映アニメーション、正解するカド、正解するカド KADO:The Right Answer、17年4月期アニメ、米光一成、SF、地球幼年期の終わり、野崎まどの最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!
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