ドバイ警察に“ロボコップ”が制式採用！ 将来は警官の4人に1人がロボットに!?

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■2030年までに警官の25％を“ロボコップ”に

　話題になれば当局も嬉しい限りなのだろうが、ドバイ警察は何も観光の呼び物としてロボコップを採用したわけではない。UAE当局が推し進める“ロボコップ計画”の最初の一歩なのである。この最初のロボコップに続き、今後さらに警察活動の現場にロボコップを導入していく計画が進められているのだ。

「Gulf News」によれば、ドバイ警察は2030年までに警官の25％をロボコップにする計画があるというから驚きだ。警官の4人に1人がロボコップになるのだ。

　この3月にドバイで開催された警察・警備の国際会議「11 Best Police Practices Forum」において、ドバイ警察の代表者は2025年までにドバイを世界で最も治安の良い都市のベスト5に入れる目標を表明している。そして2030年までには最大級のDNAデータバンクを備え、未解決事件のない場所にすることも目指しているという。そのための取り組みのひとつが、この“ロボコップ計画”なのである。

　警官の4人に1人がロボコップになるという2030年には、ロボコップだけが勤務する“スマート交番”も登場する予定であるということだ。このドバイの取り組みが実を結べば当然、日本を含めて各国の警察にも少なからぬ影響を与えるだろう。しかしその時にもまだロボコップに拳銃は渡されていないという保証はないだろう。いろんな意味で慎重にならざるを得ない話題かもしれない。
（文／仲田しんじ）

【参考】
・Smash
http://www.smash.com/robot-cop-joins-dubai-police/

 
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