ドバイ警察に“ロボコップ”が制式採用! 将来は警官の4人に1人がロボットに!?

 ついに“ロボコップ”が正式な警察官になる日がやって来た。無法者がロボコップにしょっ引かれる日が来るのも近いのか……。

■“ロボコップ”がショッピングモールを巡回警備

 アラブ首長国連邦(UAE)最大の都市・ドバイの警察に“ロボコップ”が制式採用された――。頭には制帽をかぶり、制服のデザインでカラーリングされたボディの胸部に液晶ディスプレイを備えたロボコップが、ショッピングモールの中を車輪の足回りでキビキビと移動しパトロール活動に余念がない。決して遠隔操作されているわけではなく、完全な自律行動でモール内の見回りをしているのだ。

 胸の液晶ディスプレイはタッチスクリーンになっていて、買い物客などが操作してショッピングモール内の各種の情報を入手したり、不審な出来事の通報を行なうことができる。

 目の部分はカメラが搭載されており、ロボコップの視覚情報はすべて中央制御室にリアルタイムで送られている。Pepperなどと同じように簡単な会話が可能で、モール内の道案内をしたり挨拶を交わしたりすることができる。

 映画『ロボコップ』とは違い、今のところはと言うべきなのか、拳銃などの武器は装備していない。したがって映画のようにロボコップが悪人を追い詰めて逮捕するシーンを見ることはない。

ドバイ警察に制式採用された“ロボコップ” 動画は「Inc. Arabia」より

 警察官というより、なんだかショッピングモールのアイドル的存在になりそうなロボコップだが、実は製品名はREEM(リーム)という名前で、スペイン・バルセロナのロボットメーカー「Pal Robotics」社製のヒト型ロボットである。REEMの特徴のひとつに長い連続稼動時間があげられ、フル充電で“8時間勤務”が可能である。身長は170cmで体重は90kg。腕には6kgまでの物を抱えることができる。お披露目となった“初勤務”の日には多くの報道陣がかけつけてその仕事ぶりを取材している。道行く人も足を止めて写真を撮ったりなどしており、ドバイ観光のちょっとした話題にもなりそうである。

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