花澤香菜の魂の叫びがこだまする! 花澤さんが制作陣にいじられまくった劇場アニメ『BLAME!』「シボ祭」レポート

■ポリゴン・ピクチュアズ内での花澤シボの評価とは?

 ポリゴン・ピクチュアズ内でのシボ人気・花澤人気については、瀬下監督の口からシミジミこぼれた「人気あるに決まってますよねえ……」という言葉がすべてであり、ゾンビ状態のシボをこっそり「腐れシボ」と呼称しているという監督は、「腐れシボなのに、少しでも可愛くしようとするアニメーターの意志がぎゅうぎゅうに詰まっている」と語る。

 また、一部で話題にもなったモデルウォークシボは吉平副監督の「歩かせたい」という思いで作られたことや、雑に持たれる腐れシボとその直し方……壁にガンガン打ち付けるあれにも言及。瀬下監督いわく「昭和の直し方」はアニメーションにも力が入っており、指示も出していないのにエフェクトが豪華になっていたそうだ。

花澤香菜の魂の叫びがこだまする! 花澤さんが制作陣にいじられまくった劇場アニメ『BLAME!』「シボ祭」レポートの画像4

 ここで、霧亥やシボの視界について「シドニアの時には、ディスプレイグラフィックだけを観ても状況やストーリーがわかるように作った。『BLAME!』は、あえてちょっとわかりにくい、よーく観ると実はいろんなネタが書いてある、という状況で作っている」と瀬下監督。ディスプレイグラフィックも、キャラクターごとにスタイルを変えているのだ。霧亥だと、表示されている文字を読めば、彼の出自、存在や謎に近付けるものとなっており、あるキャラと似ていると分かるだろう。実際に映像に表示された内容から分かるので、これから観る方はぜひ注視していただきたい。

 と、ここにきて制作陣のコメントを聞いていた“花澤香菜さま(いじられ役)”より

「真面目なこと喋れるんじゃないですか! なんだったの今までの!?

 という大変激おこな絶叫が。もちろんギャグ混じりの半ギレであったが、当日に行われた前2回の舞台挨拶ではスゴいことになっていたのだなあ、と実感する一コマであった。

■おっぱいぶるんぶるん!

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 シボの義体については、瀬下監督の口から「胸は柔らかい素材で、アニメの中でも揺れている」と言及が。これはシドニアの頃から「パイリアルエンジン」と呼ばれているもので、弐瓶先生の設定集には指定でパイリアルエンジンと書かれているのだとか。ビーチボール及び格ゲーファンの中には聞き覚えのある者もいるかも知れない。やはり考えることはみな同じ、というわけだぶるんぶるん。この柔らかさについては花澤さんの口からも「柔らかくて良かった」というつぶやきが聞けた。やったぜ。この後はライティングについての技術的な話が続き、その真面目さに対する花澤さんの「さっきまでが悔やまれる……」というつぶやきが劇場内の笑いを誘った。

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