福島ガイナックスと福島中央テレビの合同主催による「この男がジブリを支えた。近藤喜文展」が、、6月3日から8月31日にかけて福島県・田村郡にある福島さくら遊学舎にて開催!
近藤喜文氏(1950-1998年)といえば、『赤毛のアン』『火垂るの墓』など日本アニメーション史に残る名作において作画監督やキャラクターデザインなどの重要なポジションで活躍し、『耳をすませば』では監督を務めた日本屈指のアニメーター。
宮崎駿、高畑勲両監督から厚い信頼を寄せられ、スタジオジブリの後継者と期待されていたが、47歳という若さで死去。作画監督を務めた『もののけ姫』が最後の作品となった。しかし、リアルで細かい描写と、表情豊かで優しく温かみのある近藤氏の画は、世代を超えて、世界中のアニメファンから今もなお愛され続け、多くのアニメーターに影響を与えている。
近藤氏の故郷である新潟県を皮切りに、2014年から全国を巡回中の同展は、『火垂るの墓』『おもひでぽろぽろ』のキャラクター・デザインやイメージボード、『魔女の宅急便』のイメージボード、『紅の豚』や、最後に作画監督を務めた『もののけ姫』の原画、唯一の長編監督作品『耳をすませば』の絵コンテ、キャラクター設定、セル・背景原画などを展示。なぜ福島ガイナックスが主催なのか少々疑問も残るが、近藤氏独特の優しい作品の世界観を味わうことができるジブリファンにはたまらない企画展になりそうだ。
なお、展示会初日となる6月3日10時からは、オープニングセレモニーと、スタジオジブリプロデューサー・田中千義氏によるギャラリートークの開催や、先着300名のポストカードのプレゼントも。
また、スタジオジブリ作品の上映イベントの開催も近日公開予定されているそうなので、詳細は福島ガイナックスまたは、福島中央テレビのホームページを随時チェックしよう。
『この男がジブリを支えた。近藤喜文展』
【主催】
福島中央テレビ/福島ガイナックス
【会期】
2017年6月3日(土)~8月31日(木)
【開館時間】
10:00~17:00(最終受付:16:30)
【会場】
空想とアートのミュージアム 福島さくら遊学舎
(〒963-7725 福島県田村郡三春町大字鷹巣字瀬山213番地)
TEL:0247-61-6345 / FAX:0247-61-6342
【入館料金】
●当日券:一般1,200円、中学生以下600円
●前売券:一般のみ1,000円
※前売り券は、全国のファミリーマートで販売いたします。
詳細は福島ガイナックスまたは、福島中央テレビホームページにて公開中。
『耳をすませば』の監督、近藤喜文氏の企画展「この男がジブリを支えた。近藤喜文展」が福島にて開催!のページです。おたぽるは、イベント情報・レポ、アニメ、スタジオジブリ、耳をすませば、近藤喜文、福島ガイナックス、この男がジブリを支えた。近藤喜文展の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!
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