井口昇総監督の紙芝居アニメ『世界の闇図鑑』(テレビ東京ほか)。飯塚貴士氏が監督を務めた第8話の舞台は、アマゾンの奥地。最近はすっかり下火だが、「川口浩探検隊」をはじめ、こうした秘境にロマンを求めていた時代が確かにありました! いいよ、この懐かしさ! 早速内容を紹介しよう。
アマゾンの奥地に「どんな病気にもならない肉体を持つ」という謎の部族がいた。その秘密を解き明かすため、調査隊が現地に向かったが、ある日を境に連絡が途絶えてしまう。
一週間後。
調査隊の隊長である妻・メアリーを捜しに、夫であるジョンは無我夢中で森をかき分け、その部族の住むという領域に入り込んだ。そして服を着た白骨死体を発見!「これは調査隊の服じゃないか!」
探索隊の、そして妻の身を案じるジョン。その足元に一本の矢が突き刺さった。村の戦士たちが武器を構え、ジョンとその傍らの通訳に狙いを定めている。ジョンは通訳の少年を介して戦士たちに尋ねた。
ジョン「調査隊はどこだ?」
戦士「○×△■○☆…!」
通訳「『ここにはいない』と言っています」
戦士「☆○■△×○!」
通訳「『ついて来い』と言っています」
ジョンは複雑な気持ちで戦士たちの後を追い、奥へと進んだ。案内されたのは洞窟だった。中には謎めいた巨大な神像があり、その前に族長が座っていた。
族長「お前は彼らの仲間か? 我らの秘密を探りに着たのか?」
英語が話せるのか! と驚きつつ、ジョンは妻を助けたい一心で「イエス」と答えた。族長は不気味な笑みを浮かべると、
族長「我らの秘密を知ることになれば、お前は妻に会える」
途端に洞窟にガスが立ち込めた。強烈な目まいを覚えるジョン。これは催眠ガスだ! かすむ視界の片隅で、ニヤニヤ笑いを浮かべた通訳の少年が、族長から紙幣を受け取っている姿が見えた……。
ジャングルの奥地を探検&未開の部族に戦慄! 『世界の闇図鑑』第8話「病にかからぬ謎の民」のページです。おたぽるは、アニメ、作品レビュー、井口昇、JUP-ON STUDIO、17年4月期アニメ、世界の闇図鑑、川口浩、森野達弥の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!
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