『サクラクエスト』6話 売れたかったら蝉を食え。女優って職業の人は……「変わった人間」なんだなぁー

――都会での仕事に憧れる20歳女子。就活全滅、限界集落寸前の田舎のよくわかんない独立王国の王様に就任させられて、今度は映画会社が撮影にやってきたのでお手伝い。しおりちゃんと縁側でさつまいもを食べたいたまごまごが、『サクラクエスト』(TOKYO MXほか)全話レビューお届けします。*ここまでのレビュー

『サクラクエスト』6話 売れたかったら蝉を食え。女優って職業の人は……「変わった人間」なんだなぁーの画像1『サクラクエスト公式サイトより

第6話『田園のマスカレード』真希ちゃんのライフはもう0よ

 間野山町を舞台に撮影したい、という話が映画会社からやってきた。
 木春由乃(演:七瀬彩夏)や四ノ宮しおり(演:上田麗奈)をはじめとした観光協会のメンツは、これをきっかけに盛り上がるのではないかと大いに期待する。ところが、かつて女優を目指していた緑川真希(演:安済知佳)は、手伝いを降りてしまう。

 サード助監督の藤原(演:古川慎)と由乃たちは、撮影の準備を開始するも、後からやってきた監督の園田(演:浦山迅)が思いつきでぽんぽん台本を変えるもんだから、現場はひっちゃかめっちゃか。女優のドタキャンが出たため、代役を真希に頼んだ所、ブチ切れられてしまう。
 一方、しおりは舞台の廃墟の家が燃やされると聞いて、顔を暗くするのだった――。

■女優になるには岸辺露伴並の覚悟がいるのか

 今回は合点大臣またはおでん大臣こと、真希の膿が出た回。

『サクラクエスト』6話 売れたかったら蝉を食え。女優って職業の人は……「変わった人間」なんだなぁーの画像2『サクラクエスト』公式サイトより、かなり垢抜けたスタイルの彼女はずっとひねくれっぱなし

 彼女は、女優を目指して東京で挫折し、劇団を辞めてしまったという過去を抱えていた。地元・間野山町に帰ってきたものの、父親とは大喧嘩中。今は由乃とシェアハウスで暮らし、観光協会の手伝いをしている。
 そんな後ろ向きモードなところに、映画の撮影、しかもヒロイン役は自分の後輩の澤野萌(演:水瀬いのり)。ヘヴィだ。

『サクラクエスト』6話 売れたかったら蝉を食え。女優って職業の人は……「変わった人間」なんだなぁーの画像3『サクラクエスト』公式サイトより、新人女優の萌ちゃん。町にもファンがおり、サンダルさんの好みらしい

 彼女は、萌と自分の違いは、テレビ番組でセミを出された時に、食べれるかどうかの差だ、と言う。萌がバリバリセミを喰ったのには理由がある。
「だってあんな経験なかなかできないじゃないですか。役者としての引き出しを増やすためなら私、どんなことだってやりますよ」

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