『エロマンガ先生』5話 うつ伏せになった紗霧の慎ましいお胸が重力で谷間を……神回だこれ(呆然)

――紗霧のような銀髪ヒロインというと、綾波レイ『新世紀エヴァンゲリオン』、ホシノ・ルリ『機動戦艦ナデシコ』、天使(立華かなで)『Angel Beats!』、白『ノーゲーム・ノーライフ』など。無口、テンション低い、引きこもりっていう傾向が見られます。
 かと思えば、超アッパーな『這いよれ! ニャル子さん』のニャル子もいました。あまりにも極端すぎる。

 ライトノベル業界もの&兄妹ホームドラマ『エロマンガ先生』(公式サイト)(TOKYO MX)の全話レビュー、今週もかーずSPがお届けします。 ここまでのレビュー。

『エロマンガ先生』5話 うつ伏せになった紗霧の慎ましいお胸が重力で谷間を……神回だこれ(呆然)の画像1『エロマンガ先生』公式サイトより

■紗霧のチラリズム、神の視点から


 前回、高校生ライトノベル作家の和泉正宗(いずみ まさむね/演:松岡禎丞)は、イラストレーターの妹・和泉紗霧(いずみ さぎり/演:藤田茜)に新作小説を見せました。それは紗霧をモデルとした、正宗の愛がこもった激アツなラブレターにしか思えない内容。紗霧は部屋で読み返してはニヤニヤ、顔真っ赤、悶絶。しかも下乳おへそ丸出しです。着替えシーンでも、育ちきってない幼さを残した体型が露わになって、真っ白な磁器のようなキレイな肌が、日差しを受けて輝いてます。すべて、一人称小説では表現できなかった神の視点。紗霧の肢体にドキドキしてしまいます。

 オシャレして正宗の前に出る紗霧。顔を赤くして、うれしそうに覚悟を決めます。

「俺はお前のことが好きだ。一目惚れだったよ。でも、俺はお前の兄貴になりたいんだ。兄妹で恋愛なんてありえないだろ」

 喜び→驚愕→困惑→がっかり。
「なんでそうなるの? あの時わたし、『好きな人がいるの』って……」

「ああ、俺の気持ちには応えられないってことだろ」

 白け→ため息。コロコロと変わる紗霧の表情が激烈に萌えます。白けた紗霧はスピーカー越しに、

「バカーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!」

 大ボリュームの怒号。紗霧の『好きな人がいるの』って、OKの返事だったんですよね。それを正宗はノーと勘違い。もうね、アホかと。バカかと。『8時だョ! 全員集合』の「志村うしろー、うしろー」みたいなもどかしさを感じます。正宗と紗霧のすれ違いが、じれったい。そんな鈍感主人公の正宗、紗霧に懇願します。

「エッチな妹のイラストを描いてくれ」

「なんでわたしに、エッチな妹の、エッチなイラストを描けとか言うの!」

「兄妹で恋愛なんてありえない」とか言って、妹にエロいイラストを描かせるのは兄貴としてOKなんでしょうか? 正宗の倫理規定がわからん。しぶしぶ紗霧がイラストを描きはじめます。うつ伏せの姿勢なので、慎ましいお胸が重力で下方向へのエネルギーが働いてですね、谷間を作っているわけですよ。ってかこれ、絶対ノーブラでしょ。今週の『エロマンガ先生』、サービスカットが多め?

■紗霧の中のエロマンガ先生がヤバすぎる件


 その予感は的中しました。Bパート、山田エルフ(やまだ エルフ)/演:高橋未奈美)がエロマンガ先生(紗霧)と初対面。紗霧は部屋から出られないので、ノートPCで会話することになったんですが、

「やべー、エルフ先生間近で見たら超カワイイ〜〜っ! ねえ、今どんなパンツ穿いてるの?」

「エルフちゃんって呼んでいい? 本名? 何歳? ブラってもうつけてるのかなあ?」

 駄目だこいつ……早くなんとかしないと……。エルフも「言動が完全にエロ親父なんですけど!」とドン引き。お面をつけると第二の人格が発動して、エロ親父化するのでした。さらにエルフが口説かれます。正宗がお菓子の買い出しから帰ってくると、エルフがスカートめくってパンツを見せていました。

「可愛い女の子を見たら、その子のパンツが見たくなるのはしょうがない。イラストレーターならみんなそう」

 違うよね?

 前回「兄妹の夢は、自分たちの小説をアニメ化して一緒に見ること」という、美しい兄妹愛を見せてくれた『エロマンガ先生』。感動の涙もすっ飛んでしまう下ネタ展開が炸裂しています。原作イラストのかんざきひろ=織田広之氏の絵柄そのままで、こんなエロギャグを見せられてしまった。ガツンと効くエナ○ードリンクのよう。ゴールデンウィークが終わってもバリバリ働けるぞ、この神回を見たら。

 サービスシーンはさらに続きます。神野めぐみ(じんの めぐみ/演:木戸衣吹)が入浴中のまま正宗に電話してきました。めぐみが湯船から立ち上がると、シャンプーのノズルとキャップで胸とお尻が隠されている全裸隠しテクも、3話に続いて再びお目見え。
 たかさご書店の高砂智恵(たかさご ともえ/演:石川由依)も、エプロンの内側から突き上げている双乳が、喋るたびにぷよんぷよんとプリンみたいに揺れています。

 なんだこのエロ祭り。もう、エロマンガ先生が本当にエロマンガ先生になってるよ!(錯乱)

 エンディングクレジットを見たら、脚本は雑破業氏。アニメ『恋姫†無双』ではアイスキャンディーをチュパ音させて ちろちろ舐めさせるなど、セクシーシーンに定評のある脚本家です。

 前略、雑破業様。ならびにA-1 Picturesの皆様。今週のエロ祭り、謹んでお受け致しました。
(文/かーずSP

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