「今後も『けものフレンズ』の世界は広がっていく」――福原慶匡P×テレビ東京細谷伸之Pインタビュー!

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―― 宿題というと?

福原 版権とかですね、放送中は制作に集中してもらうために止めておいたこともあるので、版権イラストやグッズの監修などが一斉に動き出しています。

―― そんな状況だったのに、あの12.1話を制作されたんですね……。Twitterで監督は“同人”と仰っていましたが、事前にどれぐらいの準備をされていたものなのでしょうか?

福原 詳細は本人があまり語りたがっていないので伏せますが……もちろん放送中にはああいったものを配信することができませんから、放送後にたつき監督から相談されて、各所に相談して、という感じです。

―― その辺、『けものフレンズ』は制作スタッフの数が少ないせいか、動きの小回りが利くといった印象があるんですが。

福原 でも製作委員会に参加している企業自体は結構多いんですよ。逆にこんなに多い委員会も珍しいというぐらい。

細谷 たしかに、あまり見たことがない数でしたね。

―― 制作スタッフさんの数は少ないかもですが、それと委員会は別ものですものね。

細谷 ただ、委員会の人数は多くても意思決定に関わる人数は少なかったかもしれないですね。

福原 そうですね、そこは意外と人数が少なかったので、フットワーク軽く動けたのかもしれません。

―― 案件によって違うんでしょうけど、コアなメンバーというのは、福原さん、細谷さん、たつき監督と……

福原 あとは幹事会社とKADOKAWAさんなどが中心になって、動かしていましたかね。

―― 少人数ならではの風通しの良さ、みたいなものもあったんではないですか?

福原 風通しの良さというか、何でも言い合っていましたね。

細谷 もうこれはケンカなのかな? みたいな(笑)

福原 かなり本音でしゃべりあえてきたかなと思います(笑)。

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