株式会社カプコンの大ヒットサバイバルホラーゲーム『バイオハザード』シリーズを原作とした、フル3DCGアニメ映画『バイオハザード:ヴェンデッタ』。5月27日に公開を控えた本作の完成披露試写会が、4月25日に新宿ピカデリーにて行われた。試写会冒頭の舞台挨拶にはエグゼクティブ・プロデューサーの清水崇氏をはじめ、辻本貴則監督、脚本の深見真氏、音楽の川井憲次氏、そして原作監修を務めたカプコンのプロデューサーである小林裕幸氏が登壇。本記事ではその舞台挨拶の模様をレポートしていこう。
本作は対バイオテロ組織「BSAA」のクリス・レッドフィールドや、特殊部隊「S.T.A.R.S.」隊員としてクリスと共闘したレベッカ・チェンバース、そしてこれまでのアニメCG映画2作でも主人公として活躍したエージェントであるレオン・S・ケネディといった、『バイオハザード』シリーズ屈指の人気キャラクターが集結。ニューヨークで大規模なバイオテロを企てる国際指名手配犯のグレン・アリアスを阻止するべく奮闘する彼らの姿を描く。
積み重ねられた壮大なバックボーンのもと、極めてシリアスでハードなストーリーが展開する本作だが、舞台挨拶は清水氏と辻本監督のトークを筆頭に、終始和気あいあいとしたムードで行われた。なかでも、辻本監督が赤裸々に告白した、FacebookのMessengerで友人のライターから仕事の依頼を受けたというエピソードには会場からも驚きの声が上がっていた。さらに深見氏もTwitterのダイレクトメールで依頼があり、「こういった依頼の受け方は初めてで心配でしたが、すごい会社だったので安心しました」と驚きの裏話も明らかに。
辻本監督はその経緯から「(依頼を)最初は信じられなかった」と語るも、清水氏が深見氏のプロットに入れた、プロットの何倍もの赤字の量を見て「本当なんだ」と実感したという。そこから音楽に川井氏を、アクション監督に園村健介氏を迎え入れ「自分が実力を発揮しなければもうこの世界に生きていけないなと思いました。自分で言いますが勝負作です!」と力強くコメント。また、ホラー描写に関しては「清水さんを最大限にリスペクトした、清水崇に贈るラブレター」と、その仕上がりについて熱く語った。
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