『美女と野獣』が『コナン』を下し首位! 『3月のライオン』は厳しいスタート、『Free!』は快挙【週末映画興行成績】

『美女と野獣』が『コナン』を下し首位! 『3月のライオン』は厳しいスタート、『Free!』は快挙【週末映画興行成績】の画像1劇場版『名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター)』公式サイトより。

 4月22日~4月23日分の週末映画興行成績(興行通信社)が発表されたので、今週もオタク目線でお届け。

 今週1位は初登場のディズニーアニメの実写映画『美女と野獣』。全国773スクリーンという超大規模公開にふさわしく、土日2日間で動員72万9,114人、興収10億6,536万2,800円というロケットスタートを記録した。最終興収255億円の『アナと雪の女王』のオープニング3日間の興収9億8,640万5,300円をも軽々と超えて100億円突破を期待されている。先週の時点で全世界興行収入は10億ドル(約1,086億円)超、世界的に大ヒットしている作品が日本でも予想通りの大ヒットとなった。

 2位は『名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター)』。公開2週目でも土日2日間で動員58万人、興収7億4,800万円という凄まじい成績をあげたが、『美女と野獣』には及ばず首位から陥落した。前作の『名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)』も、ディズニー映画『ズートピア』と熾烈な首位争いを繰り広げて、見事初登場から3週連続の1位を取っていたが、今回は相手が悪すぎたようだ。

 それでも初週、2週目ともにシリーズ最高の最終興収63億3,000万円をあげた『純黒の悪夢』を超えるペースは継続。さらに評判も「ここ最近の中では一番推理劇らしいことしてた」「ドラマとしても味わいが深かった」「初期の劇場版コナンが好きな人も納得できる」と上々。

 劇場版の『名探偵コナン』シリーズにありがちなド派手なアクションで押し切り、「推理しろよ」「推理要素どこいった」というツッコミを受けることもない名作のようなので、さらなる記録の積み立てが期待される。来週のゴールデンウィークでは子どもが大量に流れ込んで、恋愛色が強いちょっぴり大人向けの『美女と野獣』に一矢報いることができるかも?

 3位は『映画クレヨンしんちゃん 襲来!! 宇宙人シリリ』。こちらも2週目で『美女と野獣』に押し出されるようにワンランクダウン。だが、土日2日間で動員16万9,000人、興収2億円と好調をキープ。

 4位には初登場の『3月のライオン 後編』。土日2日間で動員9万6,000人、興収1億2,800万円をあげた。大コケと揶揄された前編の興収比88.6%という成績で、やはり厳しい結果となっている。目安の目標も7億円という状況。現実世界では14歳のプロ棋士・藤井聡太4段が羽生善治3冠を下して、「リアル『3月のライオン』」とも評されて話題になってるが、こんなところから映画も注目を浴びられるだろうか。

 その後、5位に『SING シング』、6位に『モアナと伝説の海』、7位に初登場の『バーニング・オーシャン』、8位に『ゴースト・イン・ザ・シェル』、9位に『映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険』と続き、10位に初登場の『劇場版 Free! Timeless Medley 絆』がランクイン。わずか31館の上映でのランキング入りに「これは凄い! 嬉しい!」「『ZIP』の映画のランキングでFree! がでて朝からテンション上がった」とファンが歓喜している。

 4月29日からはついに木村拓哉主演の実写映画『無限の住人』が公開される。『美女と野獣』『名探偵コナン』という双璧を崩すことができるのだろうか。全く予想がつかない。

ムービー・スター

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