解決済みの定番オカルトネタをあえて今!『世界の闇図鑑』第4話「謎の円形の正体」

 
 イラストを担当したのは本田淳。水墨画からイラスト、新聞の挿絵からポスターまで何でもやるスゴイ人だが、今回はいかにも「昔の小説の挿絵!」といった感じのバタ臭い絵柄で、胡散臭さと不気味さを両方醸し出すことに成功している。

 謎の発光生物は「羽根の生えた魚」と形容するのがシックリくるチープなデザインだが、これは映画『殺人魚フライング・キラー』(82年)を踏まえているのか? 『ターミネーター』『タイタニック』のジェームス・キャメロンの初監督作品だが、これを引用するセンスに唸らされる。
  
「終わった」オカルトネタをあえて採用した今回。とはいえ当初の定説だったUFOや異星人を安易に登場させず、しかもマニアックなオマージュ(?)もあったりで大満足。次回は何が出てくるのかな? いよいよネッシー? それともツチノコ? 
(文/JUP-ON STUDIO)   

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