『KOF』シリーズを手がけた元SNKスタッフが、スーファミ用新作格ゲー『 魔界狩人』開発!【ざっくりゲームニュース】

2017.04.11

――毎日発表されたゲーム関連情報の中から、注目のネタをまとめてピックアップ。ざっくりわかるゲームニュース!

株式会社フォックスバット公式サイトより。

 まずは、スーパーファミコン向けに完全新作ゲームが発売したという衝撃的なニュースから。香港に本社を置くBLAZEPRO社は、4月8日にスーパーファミコン専用対戦格闘ゲーム『The Darkness Hunter -Unholy Night- 魔界狩人』をリリースした。開発は、現在株式会社タイトーのビデオゲーム配信システム『NESiCA』にて配信中の対戦格闘ゲーム『カオスブレイカー』などで知られる株式会社フォックスバットが担当している。

 1990年に任天堂より発売された16bitの名機『スーパーファミコン』での発売ということもさることながら、開発には『ザ・キング・オブ・ファイターズ』シリーズをはじめ、現在も愛され続ける名作ゲームを数多くリリースした株式会社エス・エヌ・ケイの元社員が関与していることも大きな話題を呼んでいた。

 使用できるキャラクターは人間に仇をなす吸血鬼や狼男など人外の存在“ダークネス”3人と、それらダークネスを狩る“ハンター”3人の計6人。先述の『カオスブレイカー』などに通じるスタイリッシュなシステムが多数搭載されており、プレイヤーの手により早くも大ダメージを与えられる連続技などが発見されている。開発サイドにもプレイヤーサイドにも、知識と経験が蓄積した現代ならではの魅力がある1作だ。

 続いて株式会社タイトーは4月5日にスマートフォン向けアプリ『たけしの挑戦状』を発表。過去の名作ゲームを復刻する“TAITO CLASSICS”シリーズの第2弾として、1986年にファミリーコンピュータ用ゲームとして発売された同作に新要素を加えての配信となる。『たけしの挑戦状』はビートたけしによる意欲作で、斬新な要素の数々、そして攻略本無しではクリア不可能とまで言われる理不尽な難易度から“伝説のクソゲー”と語り継がれるアドベンチャーゲームだ。直前となる4月1日には同社のエイプリルフール企画で『たけしの挑戦状VR』が発表されていただけに、インターネット上では「正気か」「復刻は本当に出すのか」という驚きのコメントが多数挙がっている。今後は“TAITO CLASSICS”シリーズとして、『レイフォース』をはじめとした傑作STG『レイ』シリーズに新曲を加えて復刻することも明らかとなっており、こちらにも期待がかかる。

 最後に株式会社スクウェア・エニックスは4月10日にスマートフォン向けアプリ『フレイム×ブレイズ』を4月12日に配信することを発表した。本作は3対3の最大6人による対戦が可能なMOBAアクションゲーム。相手キャラクターを倒したり相手の妨害行動をしたりすることで“マナ”と呼ばれるエネルギーを貯め、後半に出現する“リアクター”を強化して勝利を目指していく。主目的は相手を直接撃破することではなく、あくまでもリアクターの強化という点が注目のポイントだ。4月12日19時からは配信記念の公式生放送も予定されているので、プレイ予定の読者はもちろん興味を持った読者はぜひチェックしてみてはいかがだろうか。

■今回紹介したゲーム情報関連の公式サイト・参考サイトは以下より
・株式会社フォックスバット公式サイト
http://foxbat.co.jp/index.htm
・タイトークラシックス公式サイト
https://www.taito.co.jp/classics
・『フレイム×ブレイズ』公式サイト
http://www.flameblaze.jp/
・フレイム×ブレイズ ガチクラスタへの道 vol.1
http://sep.jp.square-enix.com/info/20170412000390.html

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