ニャビーとムーランドがついに……! ニャースが優男すぎる神回! BGMでも泣かせた『アニポケSM』1時間SP!

 倒れたムーランドをポケモンセンターに連れて行ったサトシですが、ジョーイさんは「怪我とか思い病気とかそういうわけじゃないの……」と一言。20年も続いてきた『アニポケ』ですが、ポケモンの“死”が描かれるのは、これが初めてではないでしょうか。その夜、センターを抜け出したニャビーとムーランドは、一緒に過ごしてきた橋の下に戻り、「ほのおのキバ」の特訓をして、仲良く眠りにつきます。ムーランドの夢をみるニャビー、ハッとして目が覚めると、もうそこにムーランドの姿はありません……。

 今にも雨が降り出しそうな天気の中、街中探しまわりますが、どこにもムーランドの姿はありません。とうとう最後の一枚となった葉っぱが木から落ち、振り出した雨の中、空に向かって、「ニ゛ャー!!!」と叫ぶニャビーの姿、そしてこのシーンで流れていた『XY』の「エイセツシティ」のBGMにも、涙をそそられました(泣)。

 16話でニャビーの苦労を知って以来、「おやびん」と一方的にニャビーを慕っているニャースも、ご飯も食べず、小さく丸まったままふさぎ込んでしまうニャビーを心配します。そんなニャースの「よかったらニャーに話すニャ。話してみたら少しは楽になるのニャ」という言葉、そして雨上がりの綺麗な虹とムーランドの形をした雲を見たニャビーは、ムーランドと同じようにニッコリ笑顔を浮かべるのでした。

 ここでBGMとして流れるのが、ニャースが歌う「ニャースのバラード」。「かなしみ笑う みんなで笑う 明日も笑う」「かなしみ回る みんなで回る 明日も回る」って、これがまたいい曲なんです! ……(号泣)敵であるサトシに「ニャビーはとっても頑張ってるやつニャ。あいつのこと、見守ってやってほしいのニャ」ってお願いしにきたり、ニャースって悪者だけど、優しい心を持ったいい奴なんですよね。

 そんなニャースのおかげもあって、元気を取り戻したニャビーは、サトシとピカチュウにバトルをしかけます。「バトルして認めてやったら仲間になってもいい」(訳:ニャース)とのこと。結局バトルの勝敗はつきませんでしたが、ムーランドとの別れから立ち直り、心を開いたニャビーは、サトシたちの仲間に!

“死”という重いテーマを、直接的な表現はせず、落ち葉や雲の演出と、泣けるBGMでしっかりと見せてくれた今回のアニポケ。間違いなく、感動回&神回でした!

ニャビーとムーランドがついに……! ニャースが優男すぎる神回! BGMでも泣かせた『アニポケSM』1時間SP!のページです。おたぽるは、アニメ作品レビューの最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!

- -

人気記事ランキング

XLサイズ……
XLサイズって想像できないだけど!!