演じ手と作り手が語るドラマ『コードネームミラージュ』の魅力――主演・桐山漣&原作・広井王子インタビュー!

 表立った諜報機関が存在しない日本。凶悪犯罪集団にとって、仕事がしやすい国とみなされてしまう現状を打破すべく、秘密裏に立ち上がった部隊があった――

演じ手と作り手が語るドラマ『コードネームミラージュ』の魅力――主演・桐山漣&原作・広井王子インタビュー! の画像1(C)2017広井王子/「コードネームミラージュ」製作委員会

 現代の日本を舞台に、今時では珍しくなってしまったハードボイルドかつシリアスで、スリリングな物語を描くというドラマ『コードネームミラージュ』(テレビ東京系)。

 原作や世界観設定、プロットの作成を『サクラ大戦シリーズ』や『魔神英雄伝ワタルシリーズ』でもお馴染みの広井王子氏が手掛け、『ミュージカル テニスの王子様』や『仮面ライダーW』で左翔太郎/仮面ライダーWを演じた桐山漣が主演という、ドラマファンのみならず、おたぽる読者的にも素通りできない作品なのだ。

 4月7日からの放送を間近に控え、広井王子&桐山漣へのWインタビューを敢行! 見どころをたっぷりと語ってもらった。

演じ手と作り手が語るドラマ『コードネームミラージュ』の魅力――主演・桐山漣&原作・広井王子インタビュー! の画像2広井王子と桐山漣。

■霧に包まれたような世界観。だから、視聴者のハートを掴んだら逃さない。(桐山)

―― まず広井さんから、桐山さんの役衣装をご覧になられた時の印象を教えていただけますか?

広井王子(以下、広井) 僕は、(ミラージュ役が)桐山さんと写真を見せられた時に、ぴったりだと思いました。想像よりちょっと若いけど、ぴったりです。

―― 原案やプロットを進めてく中で、それなりにキャラクター像が固まっていたのでしょうか?

広井 今作ではしっかりキャラクター像を固めてからキャスティングしました。すべてのキャラクターのキャラクターシートも僕が作ったんですよ。キャラクターシートには、どこの生まれだとか、どういう少年時代を過ごしたのかだとか、すべて書き込まれています。けど、ミラージュだけは少年時代が欠けているんです。彼をミステリアスにするため、あえて作りませんでした。ほかのキャラクターは、どういう風に警察に入ったとか、全部決めているんですが。

―― 対して、桐山さんが広井さんのプロットや原案を読まれたときの印象とは?

桐山漣(以下、桐山) 最初に台本の準備稿を見させていただきました。準備稿だけだと分からない部分が多かったんですけど、プロットのようなものを見て、「なるほどな」と。ミラージュは謎に包まれている部分が多いので、どういう人物なのか最初は想像しにくかったんですけど、回を重ねていくうちにわかっていくものがあって。

 はじめから「こうですよ」とあまり説明しない分、その後たっぷり味わえると言いますか、霧に包まれたような世界観だからこそ、視聴者のハートを掴んだら逃さない作品になりそうだなと。僕自身もこの作品にのめり込んでいるので、これからが楽しみです。

広井 ミラージュは表情を変えずに、どんな極悪人もスパンと撃てる。それは、人の痛みだとか、どこかが欠落している。だからこそ、彼が自分を取り戻していくっていう作品になると良いですよね。桐山さん自身も演じながら自分探しをしていくというか、ミラージュを探していくことになりますよね。ミラージュは最後のほうになると少し感情が出てくるのですが、それに対する周囲の反応を含め、彼から見えてくることがあると思います。

―― 視聴者のみなさんもミラージュについて考察していく楽しさがあるわけですね。

広井 そうですね。ミラージュはミステリアスですし。

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これとは違う桐山漣が楽しみ

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