大胆なアレンジに、原作者・河野裕氏太鼓判! 新たなタイムリープアニメ傑作誕生の予感!! TVアニメ『サクラダリセット』プロデューサーインタビュー!

大胆なアレンジに、原作者・河野裕氏太鼓判! 新たなタイムリープアニメ傑作誕生の予感!! TVアニメ『サクラダリセット』プロデューサーインタビュー!の画像1(C)河野裕・椎名優/KADOKAWA/アニメ「サクラダリセット」製作委員会

 小説家・河野裕の傑作小説「サクラダリセット」シリーズ(角川文庫/角川スニーカー文庫)がTVアニメ化、いよいよ本日4月5日から放送がスタートする。そして現在アニメ放送に先んじて、実写映画の前篇が公開中、後篇は5月13日(土)よりロードショーされ、多方面でメディアミックスが展開されている。

“過去に体験したすべての記憶を思い出すことができる”「記憶保持」の能力を持つ主人公・浅井ケイと、“世界を最大3日分巻き戻す能力”「リセット」を持った春埼美空。春埼は「リセット」の影響を受け自身も記憶を失ってしまうが、どんなことも決して忘れることのないケイと力を合わせることで、2人は過去をやり直し、現在(いま)を変えることができる――。

 よくある青春タイムリープもののように思う人も中にはいるかもしれない。しかし、住人の半数が特別な能力を持つ街・咲良田(さくらだ)を舞台に、そんな2人が2年前に失った友人・相麻菫を生き返らせるべく時を駆け巡り奮闘する姿を、緻密な文章構成で描いた本作には、さまざまな伏線が潜んでいる。全7巻を通してそれを回収し、壮大な物語を紡いでいくその様は、まるでパズルのピースがひとつずつ埋められていくような、爽快感に溢れているのだ。

 また、登場キャラクターたちが持つ個性豊かな特殊能力も魅力の一つ。咲良田の人々が持つ能力は本人が望まないと発動しない。「目の前の人の涙を消したい」、「誰かに声を届けたい」。そんな優しい細やかな“願い”とともに生まれた能力だ。いわゆるバトルアクションものとは一線を画す巧みなストーリーは、SF青春ミステリー作としてシリーズ完結後も根強い人気を誇っている。

 そんな『サクラダリセット』をアニメでどう描いていくのか、アスミック・エース株式会社、コンテンツ事業部の青井宏之プロデューサーに話を伺った。

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■「いろんな伏線があって、それが紡がれていく、明らかになる流れが本当に美しい作品」

――原作は2009年に第1巻が発売されたライトノベルで、少々古い作品になりますが、存在はご存知でしたか?

青井宏之(以下、青井) もともと私がライトノベルを普段から読み込んでいるというわけではないので、実はお話を伺うまでは存じ上げていませんでした。アニメ化に至ったのは、「『サクラダリセット』の実写映画をやろう」という話があり、その流れで実写映画のプロデューサーから弊社に「アニメどうですか?」という話が来たのが一番最初ですね。約3年前の14年の春ごろになります。

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