大胆なアレンジに、原作者・河野裕氏太鼓判！　新たなタイムリープアニメ傑作誕生の予感!!　TVアニメ『サクラダリセット』プロデューサーインタビュー！

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菫によって引き合わされたケイと春埼。以来3人は学校の屋上で同じ時間を過ごすように。

――玄人受けするスタッフさんのお名前に比べて、キャストさんは非常に一般声優ファンに届きそうな、逆に言ってしまえば堅い顔ぶれになっているなと感じました。

青井　浅井ケイ（演:石川界人さん）と春埼美空（演:花澤香菜さん）と相麻菫（演:悠木碧さん）の3人はオーディションを行いました。本当にたくさんの方にオーディションをお受けいただいたので、初めから決めうちで「この人にしよう」というのではないです。河野さんにもイメージに近いか意見をいただきつつ、みんなで議論し合って最終的に決まったという形です。

――演技を聴いてみて、手ごたえはいかがですか？

青井　みなさん上手いので、よどみなく進みますね。監督からもあまり演技に注文をつけることがなくて。みんなキャラをちゃんと理解して演じてくれているので、収録はとても順調に進んでいます。

■「実写とご一緒させていただけることで、より多くの人に知っていただける」

――実写映画も同時期に展開されます。メリット、デメリット、それぞれあると思いますが。

青井　メリットは、実写と連動することで、プロジェクトを大きくしていくことによって、今クールも多くの新作アニメがある中で、「『サクラダリセット』というアニメがあるんだ」とアニメファン以外の人も含め、多くの人に認知していただけることですね。広告も大きく展開出来て、やっぱりアニメ単体だと、そこまで宣伝費をかけることはできませんが、実写と連動だからこそ大きくしかけられるっていうのがあるのかなと思っています。

ケイの友人・中野智樹（演：江口拓也）。時間と場所を越えて声を届ける能力を持つ。

――ビジュアルのイメージが実写映画の俳優さんたちに引っ張られることなどはないのでしょうか？

青井　それは大丈夫ですね。できるだけ、アニメサイドは実写の情報を入れないようにしていました。俳優さんのビジュアルや、音の使い方などに影響されないように、アニメと実写と合わせて確認しない形にしていました。脚本自体も制作サイドには共有せずに、アニメはアニメとして完成度が高いものを作り上げるんだという気持ちでいるので、そこで特に問題などはないですね。

　アニメファンの方には「これはアニメのものだ」というように見ていただいている方も多いようなので、こっちはアニメをアニメ然としていければと。宣伝は実写のほうとも連動して大きく展開しますが、中身は連動がないので、そこに対してのマイナスは特に感じません。

 
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